見出し画像

uami 1st one man live- 『practice presentation』 カオスなuamiワールドを本人がアテンド

下北沢440でuamiワンマンライブ。ゲストはhonninmanで、uamiとは「解体ザタン壊」としても活動している。

自分がuamiのことを知ったときはツイッターのフォロワー数20人位だったのに、今は2000人以上。ラジオで紹介されたり、最近はビクターのレーベルから音源をリリースしたり、ブレイクするのは時間の問題だと思う。

ただ、あまりにも多才なため、こういうアーティストです!という説明が本当に難しい。薦めた曲を聴いて「あー、uamiってこういう感じの音楽なのね」って単純に思われるのが怖いし。また、ZINなどの制作物も多数あり、全部を把握しているファンってどれくらいいるのだろうか?と思うくらい。その尻尾をつかませない感じが、uamiというアーティストなのだと思う。

なので、このワンマンも色んなタイプの曲がないまぜに披露され、そのカオスさに圧倒されるのかと思っていたが、良い意味で裏切られた。開演してから数曲、ポップな曲が続いて「あれ?」と。まるで自分がセトリを組んだかのように錯覚するほど好きなタイプの曲が続いて驚いた。作曲し始めた二年前ごろの曲である「How do you feel」が終わった後のトークで「一部はあと二、三曲、このようなポップな感じをやります…」と言っていて、やっぱりそういう意図が!と思った瞬間「…どうかな…」と(笑)これがuamiなんだよなぁ、となんだか嬉しかった。

長くなってしまったので駆け足で。二部はhonninmanとの解体ザタン壊とhonninmanのソロも。正直、激しい音作りな曲が多いので、音源だとあまり聴くことはないのだが、生で見ると動きも加わって面白かった。honninmanがこんなに歌える人だとは思わなかった。uamiはアップライトピアノを弾きながらiPhoneからトラックを出してのパフォーマンスが素晴らしかった。これはライブ栄えするなと。三部はuamiによるオリジナルの物語の朗読からのラップ曲のパフォーマンス。その後のhonninmanとのトークが長い長い(笑)

ライブが終わっての感想は、uamiという一筋縄ではいかないアーティストを、三部構成で分かりやすく教えてくれた感じ。サブスクやサンクラでは、この三部に分けた曲がごちゃ混ぜにあるので、その量といい面食らってしまうことが正直ある。しかし今回のライブでは、何が飛び出してくるか分からないジャングルのようなuamiワールドを、uami自身がアテンドしてくれた気がした。なので安心して迷子になることなく、最後まで楽しめることが出来たのだった。

ps. 物販のとき、まず自分の顔を覚えていてくれたことに感動したし「ポップでしたね!」って伝えると「ウニさんが来るって分かっていたので、そっち寄りに…」と!(笑)ウソだとしても嬉しかったなぁ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?