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ユナイテッドアローズ 統合レポート解説 第7回:経営陣からのメッセージ


前回までの振り返り

第1回の「ユナイテッドアローズの統合レポートとは?」から始まり、今回が連載の最終回となります。

この連載を通じて、当社の統合レポートへの興味関心、ご理解を深めていただけましたら幸いです。

今回は、当社の経営陣や、当社に関わる社内外のキーパーソンの方によるメッセージについて解説します。

なぜメッセージを載せるのか

当社では、統合レポートそのものが当社から投資家の方へのメッセージであり、対話するためのツールであると位置づけています。

統合レポートには、社長やCFOをはじめとした経営陣からのメッセージも掲載しています。経営陣自身の言葉で、当社が目指す方向や価値創造の道筋について語ることが重要だと考えているからです。

今回は一つひとつのメッセージについて、要点を解説していきます。

経営陣メッセージとそのポイント

トップメッセージ(p.15)

前半に、代表取締役 社長執行役員 CEOの松崎のメッセージを掲載しています。ここでは、企業全体として長期的視点での目標、そのために何をすべきかについて語っています。

戦略の背景にある思いや、さらなる価値創造に向けての道程を松崎自身の言葉で投資家の方に伝えることで、当社が向かう方向性を理解し、納得と共感をいただきたいと考えており、統合レポートの中でも特に重要なパートであると捉えています。

トップメッセージにおける長期ビジョン・中期経営計画の説明について、第4回の解説記事でも紹介しています。

CFOメッセージ(p.27)

財務戦略における最高責任者である中澤のメッセージです。
このパートでは、経営基盤拡充や株主資本充実のための中期戦略とキャピタルアロケーションを中心に説明しています。
こうした財務に関する報告については、今後の統合レポートでさらに拡充していきたいと考えています。

CHROメッセージ(p.44)

統合レポート解説第3回:価値創造の源泉「ヒト・モノ・ウツワ」でもご説明したとおり、当社の事業において、何よりも大切な要素のひとつが人材、従業員です。

サステナビリティの「Humanity」パートでは、人材戦略の最高責任者である山崎が従業員に対する思い、そして彼らの能力を発揮させられる職場をつくり出すための方策と決意を語っています。p.42から44に記載したHumanityの取り組みとあわせてお読みいただくことで、より理解を深めていただけるかと思います。ぜひご一読ください。

さまざまな視点からみたユナイテッドアローズ

社外取締役メッセージ(p.52)

当社の経営ボードには、それぞれ異なる専門分野の知識や経験を持つ3名の社外取締役が在籍しています。このメッセージでは、当社の経営やガバナンスにおける課題や評価を掲載しています。

有識者とのサステナビリティ対談(p.29)

今回の統合レポート制作にあたり、ファッション業界におけるサステナビリティに関して深い知見を持つifs未来研究所の山下徹也氏を招き、当社のサステナビリティ推進部部長との対談を行いました。

外部から見た当社のサステナビリティ活動への評価をいただくとともに、グローバルな業界全体における課題や潮流、その中でユナイテッドアローズに期待される役割などについて、社内外の視点で語られています。今後のサステナビリティ活動を考えていくうえでの、示唆に富んだディスカッションとなっています。

創業者メッセージ(p.5)

統合レポート2023では、冊子の冒頭に創業者である重松のメッセージを掲載しました。

なぜ、現在経営に関与していない重松のメッセージを紹介したかというと、当社が創業から持ち続けている経営理念、そして私たちが信じている「ファッションの力」についてより深く知っていただききたいと考えたためです。このメッセージが経営理念と沿革ページの間に位置しているのも、こうした意図によるものです。

統合レポート2023の解説は今回が最終となります。
ご意見などがございましたら、ぜひ当社IRお問い合わせフォームへお寄せください。

2024年3月期の統合レポートの発行は、2024年夏頃を予定しています。決算資料などとあわせ、当社への投資判断の材料として活用していただければ幸いです。

今後とも、ユナイテッドアローズをよろしくお願いいたします。





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