日経新聞記事紹介144[7/15]

政府はマイナンバーカードハローワークカードなど各種証明書類を一体化する。

障がい者手帳や処方薬の履歴を記録する「お薬手帳」は2021年中にも統合する。

マイナンバーカード一枚で様々な用途に使えるようにし、

そうすることで行政手続きや金融サービスなど官民の手続きのデジタル化を進め、利便性向上とカードの普及に繋げる。

カードの交付実績は5月末時点で約1702万枚で、3年後をめどに1億枚以上を目標とする。


【ハローワークカードについて】

ハローワークカードや教員免許状は22年度以降に一体化する。

職業訓練を受ける人などが求職の際に利用する「ジョブカード」も同時期にマイナンバーカードで代用できるようにする。

【お薬手帳】

カードに搭載されたICチップで個人認証すればネット上で自分が過去に服薬した薬を確認できるようにする。

複数の医療機関から薬を処方されても一括して管理することで二重投薬や薬の副作用を防ぐ。

政府は手帳の取得を促しており、現在は薬局に手帳を持参して薬剤師らに記入してもらう必要がある。


マイナンバーカードを紛失したり盗まれたりしても、ICチップは外部から読み取られる恐れがなく、

パスワードなどが漏れない限り情報が外部に流出することはないと説明する。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?