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Amazon2023年第4四半期決算発表、営業利益4.8倍で過去最高

米Amazon.comは、2024年2月1日に2023年10月から12月の決算を発表しました。売上高は前年同期比14%増の1699億6100万ドル(約24兆8700億円)、営業利益は132億900万ドルで、4.8倍の増益を達成し、営業利益は過去最高となりました。

1. 一株当たり利益の伸び

一株当たり利益は1.00ドル(前年同期は0.03ドル)で市場予想を上回りました。この好業績により、株価は一時9.5%程度上昇しました。

2. クラウドサービスの成長

主力のAWS(Amazon Web Services)は売上高が前年同期比13%増の242億400万ドルとなり、成長が続いています。AWSの成長率は、前の期の12%から1ポイント上昇し、2年ぶりの好調を示しています。

3. 広告事業の飛躍的な成長

売上高が前年同期比27%増の146億5400万ドルとなり、100億ドルの大台をキープ。直営通販事業やAWSに次ぐ第4の事業として成長しています。

4. 会員向けサブスクリプションの増加

有料会員「プライム」によるサブスクリプションの売上高は同14%増の104億8800万ドルとなり、安定した成長が続いています。

5. 決算発表からの展望

Amazonは、景気減速の懸念が薄れる中、ユーザーが新たな取り組みに目を向け、データの移行を加速させていることを明らかにしました。これにより、AWSなどのクラウド事業の成長にも期待が高まっています。

以上が、2023年第4四半期のAmazon.comの決算発表の要点です。引き続きAmazonの動向に注目していきましょう!

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