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【基本的な軽量化テク】Unity初心者が読むべきCluster Creators Guideの記事をピックアップ

皆さん、メタバースプラットフォーム・clusterをご存じでしょうか?

cluster上でバーチャル空間(=ワールド)を作成する際、Unityを使って構築することができます。

ワールド作成のための情報はcluster公式が運営している「Cluster Creators Guide」というブログに沢山公開されているので、これを読めば誰もがUnityを使ってワールド作成することができます。

そういう意味では、Unityを使いこなすためにclusterのワールドを作成することは良い手段だと思います。

また、clusterでワールドを作成するとスマホ・PC・VR機器などあらゆるデバイスから入れるバーチャル空間となるため、どのデバイスでも快適に動作するために軽量化の技術が日々模索されているようです。

そこで今回、「Unityでの軽量化テクニック」をテーマに「Cluster Creators Guide」内のオススメ記事をUnity Japanスタッフ目線でいくつかご紹介しようと思います。これらは当然、clusterのワールド作成でも使えますが、Unityでゲームなどを作成する際の基本的なテクニックとしても使えます。

Unityで作品を作り始めた人・・・あたりを対象に記事紹介しますので、ご自身のステップアップのためにも記事を読んで、さらにはclusterのワールド作成にもチャレンジしてみるのはどうでしょうか?


【その1】ライトプロブの活用&テクスチャの効率化

Unityでの軽量化テクニックの初歩は、いわゆる描画負荷を減らすことです。そして描画負荷を減らすための目安として、Unityでは「Set Pass Call」という値を減らすと効果が現れます。

そのためには、影をベイクしておいたり、マテリアルで使うテクスチャの枚数を減らす方法などが挙げられます。これらを説明している記事なので、Unity初心者は一読しておくと良いでしょう。

またライトベイクについては、こちらの記事に基本かつ詳細な解説もありますので、こちらもオススメです。


【その2】オクルージョンカリングを理解する

「オクルージョンカリング」はカメラとオブジェクトの間に遮蔽物がある場合に遮蔽物の先にあるオブジェクトを描画しないで負荷を下げる機能です。

たとえば建築物が多い街のような空間を作る場合、壁で仕切られた建物の内部空間を作る場合などは、この機能を覚えておいて適切に設定しておくのがオススメです。


【その3】Skyboxをベイクする

バーチャルワールドを作成する際、その空間をどのように埋めるかを考えるわけですが、空間の先の方までもたくさんオブジェクトを置いて遠景を作ろうとするのは初心者あるあるではないでしょうか?(それによって描画負荷が大きく上がる場合も・・・)

遠景をどうするか?という課題に対しての一つの手法として、Reflection Probeを使ってSkyboxをベイクするのは、手軽に対応する手法として選択するのもアリだと思います。


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