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友達を勝手にパラメータ化した

前置き

僕は大学では主に、五人くらいしか友人と呼べるつながりがありません。
これが多いのか少ないのかは、あなたが決めてください。

しかもその五人は僕を含んだ、六人組で動くことが多いので、これからつながりの発展も期待できません。

そんな六人組ですが、大学一年生の五月くらいに知り合い、
大学三年生の今まで仲がいいのです。

不思議ですよね。
別に意図して「〇〇なパーソナリティ限定!」と銘打って関係性を構築したわけではありません。
全員が何かを強いられて、無理やり関係性を維持しているわけでもありません。

個々で頻繁に連絡を取り合うこともなく、休みが合えば積極的に遊んだり、それこそ長期休みに入ったらたくさん予定を立てる、というわけでもありません。
それでも、長期休みは必ず全員で旅行に行きますし、六人のグループラインは週に三回くらいは稼働しています。

僕はつかず離れずの心地よい関係だと思っているのですが、まあそれはお互いがお互いに干渉しすぎず、適度にスルースキルを働かせている結果なのかもしれません。

僕を含め六人は、性格は似通っている部分ももちろんあるのですが、全然違うなと思うことが多くあります。


パラメータそれはパワプロでいう能力値

前置きが長くなりましたが、それがスキルポイントの割り振り方とスキルポイントの合計値です。
RPGというコンテンツに則って話すとわかりやすいのです。
人間には能力があります。
たとえば、コミュニケーション能力や空間把握能力など。
お金や運動能力なんかもありますが、それは除外させてください。

とにかく人間の基礎的な能力について、人間力とでも言いましょうか。
※キャリア教育で使用する、社会人基礎力と就職基礎力を拝借します。

もっているスキルポイントをどこにどれくらい振り分けていて、
そもそもスキルポイントがどれくらいあるのか、が結構違うのです。

このアカウントにどれくらい定常的な読者がいるかはわかりませんが、
僕秋葉と、共同運営者である、Noi、moni、無名、ブカジの五人と、
最後の一人である便宜上、埼玉のパラメータとレーダチャートを記します。

あ、もちろんパラメータの数値はこっちが恣意的に定義したものです。
下記の通りです。

それでは上記基礎力の能力要素、合計25つのスキルポイントを記します。
最小値が0、最大値が100、世間一般は大体これくらいだろうを50と定義してます。

それでは各々のパラメータをレーダチャートにした図表と、各個人のパーソナリティをパラメータに絡めて記します。
必ずしもパーソナリティとパラメータが一致しないと思われることもあるでしょうが、世界で一番権威性のある性格診断でも、個人の性格を完全には捉えることができないことと一緒です。
慮ってください。

「無名」のパラメータ

一言で言うと、彼はオールラウンダーです。
大学の授業、アルバイトなどなんでも卒なくこなせます。
特にこれと言って苦手なことは少なく、かといって、これがものすごく得意ということもありません。
まあそもそも明らか秀でている部分がある人間の方がめずらしいでしょう。

彼のスゴイところは、卒なくこなせることです。
森羅万象に精通しているというわけではなく、期待値を満たせるような成果物を出せるように時間と労力を投下することができ、実際に満たすことが多いのです。
「当たり前ラインがそこそこ高い」という表現が彼には合っています。

ちょっとストレスに弱そうな一面を僕らにあえて見せることがありますが、そうすることでストレスを抱え込まずに処理しているので、むしろストレス耐性は人よりも高いと考えています。

人間関係構築の話ですが、人に不快感を与えることもなく、話を聞くことも、話をすることのどちらも見うけられます。

素朴な好青年というのが、端的な評価だと考えます。

「moni」のパラメータ

彼もまた、目立って欠けている部分や秀でている箇所があるわけでない、
オールラウンダーではありますが、無名と比べると癖があります。
不快感を与えることはもちろんありませんが、あまり人の話を聞きません。
少なくとも「あれ?この人ちゃんと話聞いてる?」と不安感を抱くことが少々あります。

しかし、相手に話すことには強みがあり、良い意味で主張する力が強く、その恩恵を得ている場面を見うけます。

しかし、言われたことをきちんと再現できるというのは彼の強みです。
人の話を聞かないという特性と矛盾しているかもしれませんが、指示されたことを着実にこなせるという観点だと六人で一番であると考えます。

真面目で落ち着いた青年という印象を受けます。

「Noi」のパラメータ

彼もまたオールラウンダー寄りであると考えます。
上二人に比べると若干その傾向が薄いと考えますが、しかしこれといって特別苦手もなく、特別得意もない印象を持っています。

しかし六人の中で一番、強みと弱みを挙げやすい存在と言えます。

強みとして、物事に取り組む時、自分のやるべきことをやります。
このやるべきことというのは、自らが定義するというのがポイントです。
物事が依頼されたものだとすれば、依頼主の期待を超えることもあれば、下回ることもあります。
彼は「良い意味」でクライアントワークには絶対向いていません。
なぜなら、自分で目的とスコープを設定して物事に取り組むことができるからです。
これができる人はかなり少ないと僕は考えています。

弱みですが、対人関係構築にいささか不安感があります。
特に、心地よい話をさせる雰囲気作り、相手の立場になり想像する、つまり相手目線で物事を考えることが不得意であると考えています。
おそらく六人の中で最も不得意であり、僕が今まであった人の中でもワーストであると評価します。

上記のように彼は特に、強みと弱みがリンクしています。

「秋葉」のパラメータ

自分なので性格部分はカット。
僕は起業しています。18歳のころから現在にかけてです。
何かを人と協力するだったり、ビジネスマナーうんぬんはある程度経験があるので、それに関連する能力は高めの数値にしています。

「ブカジ」のパラメータ

彼もまたオールラウンダー寄りではありますが、レベルの高い強みが明確に存在します。
それは人当たりの良さ、特に第一印象の良さです。
人が話しやすい雰囲気づくりにかけては、僕の知り合った人間の中でトップクラスに高いです。
彼と接する時はこちらが遠慮してしまう場面が少ないのです。ちょっと驚愕するくらいです。

しかし、その人当たりの良さが悪い方向に働いてしまう場面も見かけています。
人になにかをお願いされすぎたり、なにかと損な役割を担当して、少々疲弊している姿を見ることがあります。

弱みで言うと、QAずれがたまに起こります。
彼は理解する作業を止める、諦めることが多く見うけられます。
単純に聞いていないという場面も多いのですが、論理構成が複雑になった展開を嫌う傾向があります。

ザ・好青年というのが彼の端的な印象です。

「埼玉」のパラメータ

彼はオールラウンダーではありませんが、オールラウンダーと呼ぶこともできます。
彼は不得意なことと得意なことのギャップがあるのではなく、できないことはあまりなく、得意なことが高レベルなのです。

彼の最大の強みは端的に表すと、意思疎通能力です。
相手の言いたいことを咀嚼する能力、その場にいる全員の最大公約数を取る能力、言語化の速度が特に優れています。

相手目線で考える力、コミュニケーションしやすい雰囲気づくり等も、もちろん一定レベル高いです。しかし最大の強みは、前述のとおりです。

弱みは、向上心が低いことです。
自分ができるであろうことを考える時、彼はかなり悲観的な設定をします。自分の能力を低く見積もる傾向が強いと考えています。
それゆえに、人をモチベートすることや励ますことは不得意である印象があります。特に働きかける能力や仲間を作るという能力はかなり低いと考えます。
雇い主側の論理だと、超優秀だと思います。

彼のキャリアですが、いわゆる「エリート崩れ」なので、その部分を引きずっていそうです。

印象としては、シュッとした図書委員という感じです。

全員の比較

より詳細なパラメータの数値

社会人基礎力  ※拡大推奨


就職基礎力  ※拡大推奨

まとめ

友人間を、あれこれ勝手にパーソナリティの仮説を立てて、友人とともにそれを精緻にしていく作業は、何とも言い難いくすぐったくて充実した気分になります。

僕らを良く知らない人が、ここまで読んでいるかはまったくもって謎ですが、高カロリーなレクリエーションとしておすすめです。

以上


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