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#2 衣笠山|神奈川県横須賀市


桜に思いを馳せながら東京湾を眺める山

『ユニバーサル百名山プロジェクト』2座目は神奈川県横須賀市の衣笠山(標高134m)です。

東京から車で約1時間程度。横浜横須賀道路の衣笠ICが最寄り出口です。
衣笠ICから衣笠山公園駐車場までは、10分程度と比較的近くにあります。
無料駐車場は14台(普通車のみ)。但、残念ながら、桜のシーズンには利用できません。

衣笠山公園は桜の名所としても知られ、園内に約2000本の桜が植えられています。日本さくら名所100選にも選ばれています。
(今回スタッフが訪問したのは1月初めなので、桜の時期に再訪問したいと思います)

三浦氏ゆかりの地でもあり、隣接する衣笠城址では平安時代に建てられた山城の風情を感じることもできます。

山頂までのアプローチ

駐車場に車を止め、降りるとすぐに入口があります。
ここでは、上の広場を山頂としています。
入口から山頂までは約300mほどの坂道が続きます。
坂道の傾斜は5°~12°程度で、中盤にある案内表示を越えたあたりの傾斜が一番キツくなっています。

衣笠山公園の公式ホームページにコース前半(駐車場から管理事務所)の画像が掲載されていますので、こちらもご参考にされてみてください。

https://kinugasayamapark.com/

衣笠山駐車場(Google Mapより)
コース前半(入口~管理事務所)
斜度は5~9°程度
管理事務所横のトイレは段差あり。多目的トイレはなし。
コース後半(管理事務所~上の広場)
斜度は6~12°程度
コース中盤にある案内表示。ここを過ぎたあたりが一番急な傾斜。
コース上には、ちょっとした凹凸もあります
(地味に体力を削られます)
コース全体の斜度。中盤の12°が最大傾斜。

女性スタッフは、途中で何回か手を休めながらもゆっくりと着実に登り、無事に独力で登頂できました。使用した車イスは標準タイプのものです。
管理事務所を過ぎて、徐々に高度を上げていくと、右手にうっすら東京湾が見えてきます。中盤のキツい傾斜を越えて、ゆるやかなカーブを登りきると上の広場(山頂)に到着です。

上の広場(山頂)
桜の木の間から東京湾を一望

上の広場(山頂)には多目的トイレがあります。
スマホの電波も各キャリアともに良好です。

上の広場のトイレ
多目的トイレ(外観)

入口~上の広場(山頂)までの所要時間は約30分程度でした。
天気がよければ、横浜のみなとみらい地区、アクアライン、房総半島からスカイツリーまで東京湾を一望できる絶景が広がっています。
駐車場に自動販売機がありますが、広場には売店や自動販売機はありません。

上の広場からさらに奥まで進むと、展望台があります。
こちらは階段を上る必要があり、車イスでの利用はできません。
しかし、展望台に向かう途中の道は比較的眺望が開けています。
そちらからの眺めもご確認いただくとよいかもしれません。

展望台に向かう道。右手は眺望が開けている。

スタッフの山頂での滞在時間は概ね10~20分程度でした。
登って、滞在して、下山するまでの総合計は概ね1時間程度。
もちろん、広場でのんびりぼんやりするのもおススメです。

下山後は車で10分程度のところに佐野天然温泉もあります。
そば・うどんなどの軽食からしっかりした定食まで提供している食事処もあり、車イス対応もしていますので汗を流してから帰宅するのもよいかもしれません。

実際登ってみた動画

プロジェクト参加者募集

ユニバーサル百名山PJでは、一緒にプロジェクトを完成させていただける方を募集しています。

  • アタック隊
    実際に車イスで登頂をしていただける方

  • サポーター
    車イス登頂の伴走をしていただける方

  • リサーチャー
    全国のユニバーサル百名山候補(車イスでも登れて山頂からの眺めがよい山)を探していただける方

  • スポンサー
    プロジェクト費用の一部を出資いただける方

ご興味いただける方は こちらにメールでご連絡頂戴できますと幸いです。


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