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打合せで方向性を導き出していくことについて

場のコントロールにNLPを活用してみたおはなし。

グループミーティングでキャリブレーションしてラポールを築き、望ましい結果へリーディング、という進め方。
とある不具合という共通テーマで、参加者の地図の違いを探り、虫の目・鳥の目・魚の目(詳細・全体・流れ)で進めてみた。

こんな出来事。
お客様と不具合の改修仕様を話していたら、話が発散し始めて空中戦になってきた。

空中戦が続く横でホワイトボードに一旦、論点となっているロジックを簡易フロー図に起こしてみた。
すると前提と話題のポイントを確認することに場が戻った。

しばらく話続けていると、また話題が逸れ出した。
どうやら、不具合に際して判明した細かな仕様で気になる点があるらしい。

課題としてホワイトボードに書き出すと、話題が戻った。

何度か戻る→発散→整理→戻る、を繰り返して議論が出尽くして収束が見えてきた。

参加者のスタート地点は同じだったはずだが、臨む心の中の疑問や着目点が異なることで、議論が迷走しかけた。
そこを切り取って書き出し、意図的に「話を戻すと」と枕言葉をつけながら、中間・中間のまとめを入れて、方向性を共有することで、今後のアクションを決めることに至った。

ミーティングのファシリテーションという点では、改善の余地も多数だが、ひとまず一段落。


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