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顧客戦略を考えたら

もうすぐ上期が終わる。バタバタのプロジェクトもすったもんだありながらも、保守フェーズに移行し落ち着いてきた。

一方営業からは今年度、来年度も見据えて、受注拡大・売り上げ拡大・利益拡大を目指したいから、営業と技術で案を持ち寄ってください、と戦略会議が持ち掛けられた。
最初は手ぶらでで参加してみると、他の人はなんだかそれらしいカッコいい案を出してきていた。

なんだかわたしには縁遠い内容だな、とアウェイ感満載で過ごす。
今日も会議があるというので、ネタを探してみたが見当たらない。
うーん、とちょっと行き詰まったので、noteでクリエイターの皆様のnoteを拝見してみるあいだに、自分が出すべき案の方向性が見えた気がした。

カッコ良さそうな新規技術や、目の前の業務領域を拡張したできるコンサルチックな新規業務提案など、山ほど良さげなものはあるが、それを組み合わせて出すだけなら、ウチの価値は出せないのではないか。
出すべき内容は顧客課題にきちんとフォーカスして、その課題に応えるというストーリーも持つものではないだろうか。

人はストーリーにのみ心を動かす。

ストーリーを意識したら、出す案がひらめいた。
降りてきた提案の起承転結で、将来構想まで繋がった。
大風呂敷を広げ気味にしたら、自分の発表中に参加者の世界観に少しは影響を及ぼした空気感を感じた。

「顧客課題にフォーカス」と「ストーリー」を意識したら、まとまらないでいた提案案が出せたお話。

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