こんにちは、unknown(オーリエ似)です。
2023年12月30日に加入が発表されたクロアチア人MF、ダミル・クレイラックについて略歴をまとめます。

プロフィール

国籍　クロアチア
生年月日　1989/04/16 (34歳)
ポジション　CMF, OMF, CF
身長　186cm
利き足　右
契約期間　2023.12〜2025.12
背番号　19

クラブ経歴

2008.1〜2013.7 リエカ(クロアチア)
2013.7〜2018.2 ウニオン・ベルリン(ドイツ)
2018.2〜2023.12 レアル・ソルトレイク(アメリカ)
2023.12〜 バンクーバー・ホワイトキャップス(カナダ)

代表歴

クロアチアU19 4試合0得点
クロアチアU21 4試合1得点

プレイ特性

デビュー当初は手足のリーチの長さを生かしたキープ力と高いキック精度を武器とするボランチであった。
当時2部のウニオン・ベルリン時代にセンタリングに飛び込む得点パターンを確立し、以降はトップ下やセカンドストライカーでの起用が増加した。

攻撃的なポジションにおいては、ハイクロスに合わせる形と高精度の右足からのミドルシュートが主な得点パターンとなっており、またそのキープ力とパスセンスによるアシストも期待できる。

一方で走力は低く、単独での突破やラインブレイクはほとんど期待できない為、近くに選手を配置するかサイドから攻略し仕上げの役割を担わせるのが適した起用方法であろう。

展望

全ての期待は16得点8アシストを記録した2021シーズンの再現である。
ハイクロスを得意とするゴールドやラインブレイクも可能でツインタワー起用も想定できるホワイトとの補完性は良さそうで、多くのスコアポイントが期待できるだろう。

懸念点は加齢による衰えと負傷の影響である。
2022シーズンは背中の負傷でほぼ全休し、翌2023シーズンは27試合4得点1アシストと負傷の影響を感じさせた。

補足情報

• 昨季まで所属したレアル・ソルトレークではキャプテンを務め、またキャップス加入発表には6年前に退団したウニオン・ベルリンのサポーターも祝福を送るなど実直な人柄

• MLSで最も多くの得点を決めた対戦相手はバンクーバー・ホワイトキャップスで、9試合で7得点を記録しており昨季も1-2でキャップスが敗れた試合の決勝点を記録している

• レアル・ソルトレークではチーム最高給を受け取っていたが、キャップスではサラリー上限の無いDP枠は充当されていない。

以上となります。
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