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【日経MJ第6437号】 気になる記事紹介

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個人的にラブな新聞の気になった記事を備忘録かねてご紹介します。
食/エコ環境/地方創生/新規事業の内容が多めかもです。
(※日経MJは有料記事です。読めなくてごめんなさい。)
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(1)増税に勝つ プロの極意 「顧客データでヒット」は幻想マーケッター足立さん富永さん「ポイントで差別化ムリ」

※対談記事なのでまとめなしです。
・データ活用でクーポンの開封率を上げるなど様々な「カイゼン」にはつながりますが、経営に重要な優位性があるモノは作れない
・競合のキャンペーンを見るとイノベーションが生まれなくなります。「前例がありません」という人がいますが、前例があるということは、もう新しくないのです

日本のトップを走るお二人のとても面白いインタビューでした。経験からくるお話なのでとても説得力があります。

最後の一文で、

年を取ればとるほど、新しい刺激と感動が必要です。それには新しいモノをみて、新しい所に行かなくちゃ。この前、堀江(貴文)さんがいいことを言ってました。「飲み会は全部行けって。ただし同窓会はスルーでいいって」

新しい刺激と感動が必要。

本当にそう思います。

私も前例のないものを生み出す挑戦をしようと思っている。

(2)増税で10円キャンペーン

【まとめると】
・ファミリーレストラン感覚の「大衆酒場あげもんや 船場センター4号館店」は、消費税増税に伴い「大赤字10円キャンペーン」開始
・消費税10%の10にこだわり
・ランチタイムは日替わりランチ(通常価格税別680円)を10円で10人に提供
・ディナータイムは串カツ10本(同1200円前後)を10円で10組に提供
・いずれも先着順で人数に達した時点で終了
・増税で外食を控える家庭に少しでも役に立ちたいと10月1~10日(日曜日休み)の期間限定で開催中

コスパインパクトあるキャンペーンは個人的には大好き。日経MJに露出しただけでもこのキャンペーンを考えた宣伝価値はある。

ここからは、店舗サービスの力が重要になる。いかに常連客になってもらえるか、だ。その1点につきる。

10円ランチ10組に間に合って食べれた!その後・・・その店には行かないとなると・・・この宣伝は露出や認知度上げるための外では上手くいっていても、常連客獲得という継続していくための成果や意義は消える。

全てが連携していかないと、成長を続けることは難しい。

・・・・難しい。

(3)変わる若者の国内旅行スタイル 名所よりも地域交流コペンハーゲンに学べ

【まとめると】
・若い世代の国内旅行は物見遊山型よりも目的型志向が強まっている
・若い世代ほど旅行に求めるものが多様化し、変化が進んでいる
・例えば「泊まってみたい個性的な宿泊施設が増えた」という回答割合は全体が26.9%に対して、20代、30代は30%を超える
・「ある目的に特化した旅行をするようになった」という回答も20代が一番多い
・『見るだけの旅行』は成立しにくくなっている
・「アート」や「社会貢献」もキーワードになっている
・地域との交流について「積極的に交流を持ちたい」「ふれあえるところに泊まりたい」と考える層は若い世代ほど高い傾向
・下の世代はあたかもそこで生活しているかのような旅を求める傾向にある
・コペンハーゲンでは2017年「観光の終焉(しゅうえん)」(THE END OF TOURISM)と題した観光戦略を発表
・「LOCALHOOD」という造語を用いながら観光客として扱われたい人は減り、その地域の一時的な住民のようにその地位を体験したいという人が増えている
・住民と観光客がふれあえるような観光戦略にかじを切ったのだ。

体験と交流と生活。旅行に求めるものが大きく変わっている。

離島である海士町に伺った時に感じたのも、住んでいる人たちの人の魅力だった。観光の場所としてのコンテンツは弱くても、体験、交流、生活、この時間を一緒に共有することが嬉しく感じた。

うどんハウスも讃岐うどんを実際に作るだけではなく、地域の交流が魅力の一つだと思う。参加できなかったので、今度参加させてもらおうと思う。

旅行の形もかわってきている。地方創生の取り組みも色々な仕掛けができるようになっているのかと感じる。




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