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【日経MJ第6426号】食品ロス減 スーパー本腰 収益確保と社会貢献 両立

週3で届く楽しみ、日経MJ。
個人的にラブな新聞の気になった記事を備忘録かねてご紹介します。
(※日経MJは有料記事です。リンク読む場合はご登録を。読めなくてごめんなさい。)

■(リテールインサイド)食品ロス減 スーパー本腰 収益確保と社会貢献 両立

【まとめると】
・5月「食品ロス削減推進法」成立を受けて食品ロス削減対策が広がる
・大きく対策は5つに分類
(1)商習慣の見直し (2)実需に見合った供給 (3)売り切る方策 (4)販売期間のより長い商品開発 (5)余剰食品の利活用
・製造日から賞味期限の3分の1を経過した商品の約70%が廃棄されている実態が問題となる日本独自の商習慣「3分の1ルール」を見直し
・2分の1まで許容する事業者間の協議が進む
・ロスを減らし、おいしく食べられる期間を長くする冷凍・チルドの商品開発もメーカーと小売りが協働
・セブン―イレブン・ジャパンでは17年総菜、18年サラダの1部をチルド温度帯管理に移行。消費期限を19年すしで約8時間延長し機会ロスと廃棄ロスの両面で効果を上る
・ファミリーマートはチルドでトップシールフィルムやガス置換包装を活用し、おいしさ、鮮度を損ねずに消費期限を3日延長
・ファミリーマートは9月よりレジ脇の常温総菜のタイムセールを午後6時から10時に掛けて実施
・ポプラは消費期限の迫った一部商品を半額に値下げし、スマホのアプリで売り込む実験を拡大
・ローソンやセブンイレブンは消費期限間際の商品を購入した消費者にポイントで還元する実験を実施
・破棄が見込まれる食品をフードバンクに寄贈し、家庭やこども食堂などの諸団体に届ける活動の輪が広がる

食品ロスが当たり前のように行われている時代はもうナンセンス。大量生産で大量消費、大量ロスはもうやめたい。

スーパー業界、コンビニ業界などでそれぞれ独自に食品ロスを削減するための取り組みが活発化してきている。今度もさらに取り組みを強化してほしいと思う。


■社食も「ビーガン」時代
LEOC、まず三菱自で 健康志向・外国人増に的

【まとめると】
・給食大手のLEOCは受託する社員食堂で、完全菜食主義者(ビーガン)向け料理を提供開始
・「野菜だけ使った料理」で終わらないように調理方法などにこだわる
・外国人材が増えてきていることに加えて、企業が従業員の健康に配慮する「健康経営」を進めていることに対応する意味合いもある
・JR田町駅からほど近い三菱自動車本社の社食で8月27日から開始
・ビーガン向け料理は約40種類を用意し、1日に約10品目を提供
・好みの料理を皿に盛り重量に応じて精算。価格は1グラム当たり2.5円。普通のメニュー(同1.6円)に比べ割高。
・社食・給食業界では6番手で、ビーガン社食を始めたのは他社との差異化を図り提案の幅を広げる
・ビーガン社食による体調の変化も医師と協力してデータの収集。
・経済産業省などは健康経営に取り組む企業を「健康経営銘柄」に指定している。

健康経営の取り組みも今後マストになってくる。給食委託運営する企業にとっては、この「ビーガン」「ハラル」というジャンルは必然的にマストになってくるように感じる。

どの企業でも外国人が働き、カルチャーも食文化も違う中で、様々な人々に対応できるようにする努力が必要。

ここで重要なのは、ビーガンじゃないけど、野菜食べたいからこっちを選ぶという人が、美味しいと思えるかどうかじゃないかなと。美味しいものを提供できれば広がるだろうし、そちらを選びたい。ぜひ一度、食べに行ってみたい。


■しょうゆ、自宅で手作り キッコーマン食品 月額制キットを展開

【まとめると】
・キッコーマンは自宅で手軽にしょうゆ作りができるキットを開発し、利用者の募集を開始
・サービス名は「ボトルブリュー」
・ボトルに発酵前の液体と酵母などを入れておくと家でしょうゆが完成する
・2020年3月末までに200人程度の利用を見込み、反応を見て規模拡大を検討
・料金はサブスクリプション(定額制)型を採用し、新しいビジネスモデルとして育成したい
・利用するにはウェブページで会員登録し体験会に申し込むことが必要
・体験会で、しょうゆの作り方、香り付けや発酵の指標として使う「杉玉」や専用ボトルなどもらえる
・その後自宅に発酵前のしょうゆである「発酵元液」や酵母などが入った「しょうゆ種」などのキットが送られてくる
・キットにセットしたしょうゆは1週間後くらいから使用できる状態になる
・サービス利用料は月額税別3000円。
・専用ボトルなどをもらえる体験会への参加費は税別5000円。
・利用期間中は隔月で発酵元液が2袋ずつ送られて、元液を1個500円で追加購入可能

しょうゆのサブスクという真新しいサービスが走り始めた。サブスクで送られてくるものがどういうもので、何ヶ月で使い切るのかなどちょっとわからない要素も多い。

というのもお家で醤油を購入する期間は毎月ではない。けっこう長期間使い続けている気がする。そこを考えると毎月は多いのではないかなと感じる。

でも、「しょうゆ作りをお家で体験できる!」この価値は今までになかったものなので、需要は少なからずあると思う。

我が家での採用はないだろうが、今後どうなるか気になる。

キリンビールの「Home Tap」も新たな需要を引き出した。ボトルブリューも面白い取り組みになることを期待しています


■昭和のスパに2つの味

【まとめると】
・日清食品は昭和の庶民的なスパゲティをコンセプトにしたカップ麺「日清焼すぱ」シリーズから、ナポリタン味とバジリコ味を9日に発売
・麺はニンニクとタマネギを練り込んだ太麺を採用
・昭和の喫茶店のスパゲティの味を再現
・希望小売価格は2品とも税別125円。

こちらは食べたいから紹介!

そして、アマゾンのレビューが面白い。不味いが続出して評価が低い。

とっても、気になる!とっても、食べたい!


こんなブログがありました。毎日は食べたくないけど、頑張れ。


皆様からのサポートは、新たな企画アイデアをアップデートし、新たな価値を提供する取り組みに活用させて頂きます。