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【日経MJ第6427号】ミニストップがFCで新契約、持続可能性を模索 光熱・人件費、21年度から本部も負担

週3で届く楽しみ、日経MJ。
個人的にラブな新聞の気になった記事を備忘録かねてご紹介します。食/エコ環境/地方創生の内容が多めかもです。(※日経MJは有料記事です。リンク読む場合はご登録を。読めなくてごめんなさい。)

(1)ミニストップがFCで新契約、持続可能性を模索
光熱・人件費、21年度から本部も負担 24時間営業、選択制を検討

【まとめると】
・ミニストップは2021年度に新たなフランチャイズチェーン(FC)契約を始める方針
・現在はFC加盟者が売上総利益の一部をロイヤルティーとして本部に払う
・新契約では店舗の最終利益を基にロイヤリティを決める
・藤本明裕社長は「ロイヤルティーを前提とする事業モデルは基本的にやめる」と説明
・「賃料や光熱費、人件費などの経費を加盟店と本部で応分に負担し、残った最終利益を分配する」と述べた
・24時間営業についても加盟店が選択できるモデルを検討
・フランチャイズ両者が納得する利益配分や働き方を整え、持続可能なFC事業模索
・業界4位のミニストップは販売苦戦が続いており、FC契約の見直しとともに選ばれる商品や店舗づくりへ

コンビニのフランチャイズが始まってから40年がたつ。私がまだ生まれていない時からある。どんなに時が経っているのか。その中でフランチャイズの契約がほとんど変わっていなかった現状は逆にすごい。ビジネスモデルとしてとても秀逸だったのだと思う。

ただ時代も代わりインフラも変わった。そのことにより、コンビニの数も変わり、求められるものも変わり、売り上げも変わり、オーナーの立場が厳しい状況が露出してきた。

SNSが当たり前となり個人個人がメディアになっていく時代。だからこそ、コンビニFCの問題がどんどん表面化してきた。今後、ミニストップだけでなく他のチェーン店も動かないといけない流れになるかもしれない。

コンビニは無くなったら国民全員が困る。24時間営業は見直してもいいと思う。だから、オーナーの働き方改革も率先して本部が進めてほしいものです。

コンビニフランチャイズ募集はこうなっています。


(2)職場にバナナお届け ドール、健康な体づくり支援

【まとめると】
・青果物大手のドールは、オフィスにバナナを提供するサービス「Office de Dole」を開始
・従業員の健康的な体づくりを支援
・毎週火曜日と木曜日にバナナをオフィスに届ける
・企業に直接届けるのは初めて
・果物やナッツ類などを間食として食べて空腹状態をつくらず、空腹による食べ過ぎを防ぐ食事法「ヘルシースナッキング」を取り入れる
・お菓子のように血糖値を急激に上げないことからヘルシースナッキングに適しているという。

バナナの福利厚生が始まるようだ。バナナだけじゃ無くて、フルーツ全般に広げていくのかもしれないですね。ドライフルーツとかもそのうち置かれるようになりそうですね。

どんどん広めるというより宣伝的要素が大きいと思いますが、このような考えと取り組みはとっても好きです。

大手企業や伊藤忠関連企業にしか導入されないかもしれませんが、コーナーの実物を見てみたいですね。


(3)幸楽苑HD、アークランドと提携 唐揚げ店展開

【まとめると】
・幸楽苑ホールディングス(HD)は、とんかつ店「かつや」など揚げ物料理店を手掛けるアークランドサービスホールディングスと業務提携
・幸楽苑HDがアークランドの唐揚げ店「からやま」のフランチャイズチェーン(FC)契約を結びラーメン店の一部を転換
・近接する自社店同士の競合を避けるのが狙い
・業態転換の対象とする店舗数などは未定

幸楽苑が「いきなりステーキ」「焼肉ライク!」に続き、「からやま」のフランチャイズ加盟を決めた。幸楽苑とバッティングしないで、肉系のチェーンを持ってきている。少なからず、加盟して幸楽苑にしておくよりも効果があったので業態チェンジをどんどん進めているようだ。

自社でオリジナルの業態開発して、当たるかわからないものに投資して作るより、FCの看板とノウハウをかりて、売り上げを上げるのは短期的にみて理にかなっている。

それぞれの業態で培ったノウハウとつながりで、数年後に、幸楽苑の次の有名なブランドを作ってほしい。応援しています。


フランチャイズビジネスは色々な形があります。

どこまで、どうして、どうするのか。
ここが面白ところでもあり、大変なところです。

いいビジネスモデルになる事業を作れるように、考えていきたい。

皆様からのサポートは、新たな企画アイデアをアップデートし、新たな価値を提供する取り組みに活用させて頂きます。