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【日経MJ】気になる記事 第6419号

週3で届く楽しみ、日経MJ。
個人的にラブな新聞の気になった記事を紹介します。
(※日経MJは有料記事です)

■「あの人は今」にならないブランディング 競技外の価値、SNS発信 「単なる広告塔にならない」(スポーツマーケNEO)

【まとめると】
・「あの人は今」状態になったアスリート選手は多い
・アスリートの持つ価値を最大化する
・欧州サッカーのクリスティアノ・ロナルド選手が成功モデル
・例えばCMに出るときでも出演料だけでなく企業の株も手に入れる(資産を得る)
・選手の人柄・関心に加え、競技特性のどこに社会が共感するかを分析することも大切
・コアなファンをアクティベート(活動的に)するファンマーケティングはどの産業でも重要性は共通している。でも、選手はやる目的がわかっていない。

セルフブランディングの難しさでもあると思う。今回はアスリートの例でわかりやすい話であり、芸能人も同じようなことが言える。では、一般人の経営者やサラリーマンでもできないのか?と言った時、前者のファンがいる人と比べるとかなりの差がある。

だから、「ファンがいる」という強みを活かしたビジネススキームを作っていくと、現役引退後のステージでしっかりと役に立つのだろう。

何か面白ことができるのではないか。


■スノーピーク、新潟に展示館(ライフ新製品)

【まとめると】
・「スノーピーク ミュージアム」を新潟県三条市の本社内に開館
・入場は無料
・利用者が寄贈したキャンプ用品を約200点展示
・来場者に同社の魅力を訴えファンの裾野拡大につなげる
・ミュージアム限定商品や燕三条産の金属加工製品を販売

キャンプ好きであり、キャンプ市場の伸びにも注目している中、スノーピークミュージアムを開館するという記事。ファンも多いブランドであり、コミュニティとしての活用方法なんだろう。

キャンプは「モノ」より「思い出」に重きを置くマインドの人たちが楽しんでいると思う。まさに、このミュージアムにいき、その世界観を共にしたという「思い出」を楽しむための施設なんだと思う。


■旅先×仕事で地方も潤う  三菱地所、南紀白浜に初ワーケーション施設 繁華街へ好立地 (ライフ新製品)

【まとめると】
・旅先で仕事をする取り組み「ワーケーション」が広がってきた
・ワーケーションとはテレワークの一形態で、「Work(仕事)」と「Vacation(休暇)」を組み合わせた欧米発の造語
・人口減少に悩む地方の自治体も受け皿として力を入れている
・イノベーション創出やモチベーション向上、生産性向上といった働き方改革につながる
・ワーケーション向けオフィスは地方創生に寄与する可能性がある
・ワーケーションは周辺地域にも波及効果をもたらしている

「旅をしながらお金をもらいたい」をちょっと実現できそうな似通った「旅をしながら仕事をする」がワーケーションかな。

「旅をしながらお金をもらう」は旅そのものが仕事で金もらえる。ごく少数な人ですね。でも、「旅をしながら仕事をする」というのは、もうすでに旅と仕事の境目がなくなっていて、やろうと思えばできる時代ですね。今、旅の時間、今、仕事の時間、という風に切っても切り離せない。もう旅が仕事でありプライベートであり。

私のスタイル的にはとってもありですが、難しいという人もきっといるかもしれないですね。メリット・デメリットそれぞれ参考に。自分のライフスタイルを確立するときの一つとして考えるのはありですね。


■ぐるなび、AIで店を順序づけ(ネットライフ)

【まとめると】
・ぐるなびは2019年度内に大幅なサービス改修に乗り出す
・人工知能(AI)を使って利用者の好みに合った飲食店を表示
・飲食店の口コミ評価機能を拡充し、楽天とのポイント連携も強化
・食べログなど競合サイトに先行を許している口コミ評価の機能をてこ入れ
・店全体だけでなくメニューも評価できるようにする構想
・ネット予約は予約完了までに必要なページ移動の回数を減らし予約にかかる時間を短くする

業績を伸ばしている食べログを真似るしか追いつく方法がないということで、素直に真似ていく方向のようです。
差別化要素として、AI、メニュー評価、予約、楽天連携、の4ポイントを挙げている。勝負の鍵はスバリ「楽天連携」でしょう。どこまで楽天も本気でぐるなびを伸ばしていこうとするか、そこで勝負の行方が決まると思います。

ぐるなびから予約とることは全くなくなりました。香川県で讃岐うどん巡りをするときにお店検索して参考にするのはやっぱり「食べログ」です。これからの巻き返しに期待しています。飲食店側からしたら集客に役立つツールは歓迎です。

久しぶりに「ぐるなび」みた気がします。


■回転ずしアプリで席・持ち帰り予約 再発見 ファストフードの価値(ネットライフ)

【まとめると】
・スマホアプリの利用加速は外食産業のあり方を確実に変えている
・7月の月間利用者数(MAU)は「スシロー」7位、「くら寿司予約アプリ」9位、「かっぱ寿司」11位、「魚べい元気寿司千両公式」20位に入った
・上位20アプリに回転ずしアプリが4つも名を連ねる
・スシロー、くら寿司、かっぱ寿司の3アプリの合計MAUは約380万人、前年同月に比べ43%増
・最も多いスシローは約200万人で52%増
・回転ずしアプリに共通する機能は、席と持ち帰り用すしの予約
・アプリによる予約機能は、店の受付窓口の人員を減らせる
・アプリによって顧客と購買をひもづけたデータは最適な在庫管理や商品開発、顧客に響くマーケティング施策につながる
・外食全体のアプリ活用も広がる。アンドロイドとiOSの飲食部門で7月の合計MAUが7960万となり1年前より48%増

必然の流れかなと思う。お客様の簡単なオペレーションや待ち時間の無い来店。スタッフのオペレーション削減や無駄な労力の削減。スマホアプリがますます重要になってくると感じる。

外食のチェーン店では上手くいっている。ところもある。
では、個人店がアプリを必要かどうか?

答えは必要です。かと言ってコストはかけられないし、日々の客数もスタッフの数も売り上げも違う。とても悩ましいところです。アプリを作ってもDLする数が少なければ意味ないし、費用対効果が合わない。

チェーン店と個人店との戦略は変わってくるので、そこは間違えないで取り組むべきですね。

スタンプスのようなサービスを個人店は活用するのはありだと思いますよ。


■ガス乗り換え首都圏激増
CM争奪戦、「深キョンラムちゃん」VS「さっしーダンス」 東ガスから変更114万件、8.8% 東電、6月まで71万件獲得 (ニュースなデータ)

【まとめると】
・首都圏で都市ガスの契約の乗り換えが激増
・ガスでは東ガスから乗り換える消費者は販売量の2%しかいない
・自由化3年目は、東ガスからの乗り換えの申し込みが累計で114万件、8.8%(19年6月)に達した
・東ガスから最も顧客を奪っているのが東電
・東ガスは19年4~6月には初めてガスの解約件数が電気の獲得件数を上回る
・東ガスは電力では1日当たり2000件ペースで新規顧客を獲得しており、195万件に達し、19年度目標の240万件の達成も視野入る

東京ガスと東京電力が、「電気」「ガス」で顧客獲得競争をしている形ですね。我々消費者としては、内容が変わらないのであれば安くなることを望みます。さらに、エコだったりクリーンエネルギーだとよりそちらを応援したくなります。

個人的には深キョンが可愛すぎるので、少し応援したくなる気持ちになりますw


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