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「歳取っても楽しわい」(9/15〜9/20の日記)

9月15日(金)


朝イチからバレーボールに勤しむ人生なんて、想像していただろうか。

子どもを小学校に送り出したらソッコーで近所の区の体育館まで自転車を飛ばす。会社員として働いていた頃は「朝から習い事なんて優雅なことですね〜」ってきっと嫉妬していただろう。でもそうじゃなかった。みんな限りある時間をやりくりしながら、自分の好きなことのために時間を捻出してる。

この日のチームは、所属している小学校のPTAバレー部と別で、同OGが創設したクラブチーム。試合が近いのに体調を崩してPTAの練習に参加できなかった私を、コーチ(OG)が所属するチームの練習に誘ってくれたのだ。

行って衝撃を受けた。40代半ばの私が最年少だった。メンバーのひとりの方に「何歳に見えるぅ?」って聞かれて、忖度なく「65歳、ですか?」って答えたら、76歳だったときの驚きたるや。サーブはネットを超えるし、ブロックする気満々だし、76歳の概念が崩壊した。


9月16日(土)

近くの小学校3校が集まって、審判講習会という名の練習試合。12時にスタートして17時まで。昼抜き。時間設定考えてほしかった。
自校以外の監督(おそらくOG)が、めっちゃ怖かった。「まっすぐ立てよっ」「ぼぉっとすんな!」「さっさと動け!」ってそこだけ昭和。保護者が保護者に怒られるってなに?意味がわからない。そこまでしてバレーボールやる意味とは。
その点、我が校は「楽しく、ケガなく、笑顔で」がモットーだから、楽しい。じゃなきゃ初心者でバレー部になんて入部しないわ。


9月20日(水)

近所の音楽仲間の70歳のバースデーイベント@近所のクラブ(「ク」にアクセントではなくて、抑揚なく「クラブ」ね)へ。
出会いはどこだったかな? 忘れてしまった。以前、アラブミュージックに浸かっていた頃に出会ったのは確かなんだけど。最寄駅が同じで意気投合して、スーパーや道端で会ったら立ち話といった、そんな仲。

彼の友人が企画してくれたようで、やるよーって誘ってもらった。子どもたちに夕飯を食べさせてから、ちょろっと顔を出す。この日のために集まった老若のDJが彼の専門とする南米音楽をかける。大音量で聴く音楽は気持ちをごきげんにしてくれるね。ビールが喉をスーッと流れる。
子どもたちも手がかからなくなってきたし、もうそろそろ夜遊び解禁してもいいかなー?なんて思いながら、ホントにちょろっと祝って帰宅。家族とドラマ『ばらかもん』を観る。いつもの夜の過ごし方。
バースデーパーティーはその後、夜中まで続いたみたい。


今年に入って、顕著に付き合う人の年齢層がグッと上に広がってる。中年(私)と老人の年齢差ありきに付き合いじゃなくて、フラットな関係、仲間として。それが不思議でおもしろい。あと、みんな年齢を恐れてないのよ。今を楽しんでる。それがいい。



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