今年の8月は例年以上に有休を取って、出社時間もマイペースに10時ごろだったり、とにかく自由すぎた。

有休も、予定があるから休みを取ったのは、おっさんずラブの初日（出演者の舞台挨拶のライブビューイングチケットが取れた！）くらいで、あとは休み先行で、その日に何をするかは、後から考えるという流れ。

で、結局、休みを有効的に使えたかというと、ぜんぜんそんなことなかった。

買いたいものをまとめて買いに行ってとか、丸一日部屋の整理整頓に充てて、不要なものを全部メルカリに出品してとか、専業主婦のママ友を誘って日中お茶して、とか時間があるからできそうなことをいろいろイメージしていたけど、どれひとつしなかった。

その代わり、圭くん（田中圭）も出ている官能ラブロマンス小説を原作とした「ダブル・ファンタジー」を一気見してハマり、すぐさま原作の上下巻をBOOK OFFで買って一気読みしたり、お気に入りの喫茶店でモーニングを食べたり、おっさんずラブの2回目を観に行ったり、昼間からヘアカットに行ったり、出張で上京されてたルミさんとお会いして、いっしょに「おっさんずラブ展」に行ったり、とにかくノンストレスのユル〜い日々を過ごしたのだった。

結局、私がやりたかったことって、買い物や整理整頓じゃなかったのよ。田中圭に溺れて、夢中になって、心置きなく本を読んだりすることだったんだ。

その証拠として、「服を買う」が優先順位の上位にきたら、時間が15分しかなくたって、アンテナ尖らして買う自信があるし、テトリスのように時間を組み合わせて、たくさんのことをこなせる日だってある。

時間があることと、TODOリストが消化できることはまったく比例しないってことを、身を以て理解した。

8月、心の赴くままに過ごせてよかったんだ。これこそ贅沢な過ごし方だったのかもしれないな。

8月に充分休息し、栄養をたっぷり溜め込んだおかげで、9月はそれなりに忙しいけど、心機一転がんばれそうな気がする。