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DTM 初心者の制作メモ.34


Synthesizer V

 今回、ボーカル音源を作るにあたってSynthesizer V を導入してみましたので、その辺の感想を書いていこうと思います。 

 まず、ざっくりした感想としては、いわゆる「ボカロっぽい」という感じの声質じゃないのが好感触でした。
 この辺は好みが分かれやすいところだと思いますが、自分はボカロ通ってきたタイプではないので、この辺は良かったので AI のバージョンを使っています。
 ただ、ボカロっぽい声質に全く対応してないわけではなく、 Standard の方のソフトを使えばそれっぽくなるみたいです。

 また、スタンドアローン版とは別にDAW上でVSTとして立ち上げられるので、リバーブとかかけながら作業できるのが素晴らしかったです。自分は、打ち込みを試行錯誤しながらやっている状況なので、打ち込み⇒視聴⇒修正の流れが実践できるのは、NEUTRINOと比べてレベルと性にあってました。

 一方で、DAW側で弄っても設定が反映されないものがあるっていうのは注意が必要だなと感じました。
 例えば、StudioOneでアレンジトラックを移動させてもsynthesizerVの方のmidiは移動しなかったり、DAW ミックスダウンする前に Synthesizer V の方で音源ファイルにして、 DAW にインポートする必要があるみたいです。この辺は意外と慣れるまで面倒そう。

 なんにもいじらなくてもいい感じに歌ってくれて、その気になればパラメータをいじり倒すこともできるということで、個人的には慣れは必要だけど、dlsite のセールとかクーポン使ってソフトとボーカルバンク1個合計で15000 円くらい(?)っていうのはお買い得だなと感じました。

無料ダウンロード

 Synthesizer V はこちらから無料ダウンロードも可能なようです。購入前に試してみたい方は是非。


アップデート

 このSynthesizerVなんですが、不定期でアップデートを行っているようです。ただ、購入時はこのアップデートが反映されてないので、自分でアップデートをする必要があります。

 きったない文字で恐縮なんですが、以下の画像で説明しています。まず。右のメニューのうちから下から2番目のものをクリックし、でてきたウィンドウから"アップデートを確認する"をクリックすることでアップデート可能なものを確認できます。 


ラップ

 今回Bメロでラップ風のものをやりたかったので、下のサイトを参考にしています。
 できてるかはだいぶ怪しいですが。
 ざっくりした理解だと、音程は一定にして、抑揚をピッチベンドでつけるというイメージです。

 このとき、SynthesizerVだと、パラメーターが MIDI依存ではなくて、"何小節目"のパラメーターをいじるかという形で処理しているようなので、MIDIを動かした時には、パラメーターも同じように動かす必要があるのがちょっと罠だなと思いました。
 自分はちょいちょいこれをやらかしました。

NEXUS 4

 自分はシンセの音作りはまったくできないタイプなのでサンプラーに近いものが欲しいなと思って、去年のアップグレードに合わせて、NEXUS4も購入しました。

 パラメータは弄れるのと内臓エフェクターがあるので、思ったよりは音をいじることはできるかなと思いましたが、LFOとかはないので、やっぱりプリセットベースにはなるかなと思います。
 トランスゲートとアルペジエイターがプリセットだけでもいろいろ入っているので、この辺を触ってるだけでもフレーズが作れてなかなか楽しいです。

 買った段階から使える音源もあるんですが、やっぱりエキスパンションで追加購入したプリセットの方がいい音だなと感じます。
 作りたい楽曲の方向性が固まってる人は向いてると思います。

 あんまりセールしないみたいですが、毎年年末にクリスマスセールをしているようなので、購入したい人はその時期を狙ってみるのもありかもしれません。

モニターヘッドホン

 自分はアパートに住んでいるので、あんまりサブウーファー出せないのもあってモニターヘッドホンも買ってみました。
 いろいろ迷ったのですが、低音が出ると評判だったオーディオテクニカのM-50xにしました。

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/192282/?gclid=CjwKCAiAgvKQBhBbEiwAaPQw3L6horXHgMtcsdqpK9WIcyKYr1SLPbosYgbJI1vzC49wUqobikA2WRoCQdkQAvD_BwE

 使ってみた感覚としては、モニターヘッドホンらしくフラットに音が出ているなという感じです。逆に自分の作ったもののダメなところとも向きあわなきゃいけないような。
 付属品で3本ケーブルがついてくるので、イヤホンジャックにも、オーディオインターフェイスにも接続できるもの嬉しかったです。

 マスタリングやミキシングについては、iZotope が Reference プレイリストを作ってるようなので、これで勉強しようと思います。

StudioOneリモート

 私用で iPad を買う機会があったのですが(金を使いすぎでは?)、二窓ができるのがDTM上で思ったよりも便利でした。
 notion に書いた歌詞を見ながらSynthesizerVの打ち込みができたり、How to動画見ながらDAW上で操作ができるのでストレスなく作業できるので予想してなかったんですが、良かったです。

 一方で、StudioOneにはiPadアプリとして、"StudioOneリモート"があるらしいんですが、これは自分は完全に手に余らせてしまっています。
 ミキシングをタッチパネルで直感的にできるのはなかなかいいんですが…

blender

 最後にこれから、楽曲ジャケットを頑張って作ろうかなと思って、 blenderを入れてみました。
 無料で3DCGが作れるので、いい感じではあるんですが、覚えることが多そうです。チュートリアルが死ぬほどでてるんで、それを見て頑張ろうと思います。

今回参考にしたのは下の動画。


Reference


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