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DTM 初心者の制作メモ. 32

コミケ参加


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リバーブ

 今回空間を埋めるということを意識して作ったので、リバーブに関しては多用していました。FXチャンネルを作って、そこにリバーブをかけると、複数のトラック(シンセ、ドラム、ボーカル)などに同じ設定でかかってくれるので、統一感が出て良いと思います。あと、CPU の節約にもなります。
M1 ピアノが埋もれがちなときにリバーブかけると、いい感じに上がってくるので、音量調節とかが終わったらリバーブで調整するのも一つの手。
 OTT とか、ディストーションで無理やり上げるよりもよっぽど健全な感じがしますね。 OTT かけると抜けのいい音になっちゃうので、ついついかけちゃいますけど…

 あと、ボーカルのキラキラ感(?)を出すのもリバーブをいじるのでできるようです。今回は結構うまくいった覚えがあるので、 「ガッツリは変課せたくないけど、ちょっとキラキラさせたいな~」くらいのときは、Vocalsynth 2 とかを使うよりも前にリバーブの設定を見直す感じで良さそう。

Imager

 空間を埋めるに関連して、今回パッド系の音に関しては、 Ozone Imager を使ってかなり極端に左右にパンを振ってました。

 極端すぎな気もしましたが、真ん中で混ざっちゃうよりはいいのかなという印象です。

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Loopcloud

 Loopcloud のサンプルって曲単位でフォルダ作れたら便利だなと思ってたんですが、サンプルの上で右クリック→ File → Add to Cloud Strage でストレージに好きなファイル名を付けて入れておけるようですね。

ただ、ストレージに入れる形になるので、クラウドの容量は圧迫してしまうの難点ですが。これで使いたいサンプルの候補を入れておいて後で吟味するとかもやりやすくなると思います。

kick

今回制作中にこの曲を聴いて、 kick を…もっと音圧上げなければ…とちょっと手を加えてました。

https://open.spotify.com/track/6IxLdXoZ9ULqj6QnziPNGD?si=1a92827ba3e44df1


そこで調べたら出てきたのがこちらのサイト。

コンプで潰すとか、リミッターで上げるというのはなんとなく把握していましたが、 30 khz 以下は聴こえないので、切ってしまうと音圧が上がる…らしいです。

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 ただ、今回の曲とかは音数も少なくはないので、ちょっと場合が違うのかな~とも思ったり。この辺のマスタリング・ミキシングのあたりもなかなか難しいですね。

ボーカル

今回音数が少なくないなどで、ボーカルを埋もれないようにちょっと頑張ってたんですが、 OTT かけたら一発で解決しました。 OTT は正義。

とはいえ、なんにでも OTT をかけてしまう病が再発してしまいますね 笑。

あと、今回コーラスと普通のボーカルでボーカルの設定を変えたかったので、 NEUTRINO の.bat ファイルを "hymnus.bat", "hymnus_choras.bat" といった具合に分けて使ってました。単純ですが、これやれば NEUTRINO ですぐに違う設定の ボーカルファイルが書き出せるので便利ですね。

Notion

 最後に DTM 関連のサービスでもなんでもないですが、今回は Notion を使って歌詞のコンセプトをある程度固めてから作詞をしてみました。
 これまでは歌詞のメモを書いておいて、作詞していたのですがコンセプトを決めておくと、そこからズレた詞のには、やっぱりならない印象ですね。よく言えば一貫性があるというか。
 ただ、作りながら歌詞の方向性がずれていくライブ感も自分は好きなので、一長一短という感じですね。この辺は今後も試行錯誤していきたいなと思います。

Reference

先日行われたアイドルマスターシンデレラガールズ福岡公演の Hungry Bambi を聴いてこの曲にはバイオリン使うことを決めました。


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