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DTM 初心者の制作メモ.37

 前回好きなキャラの誕生日ということで Remix を作ったので、そのあたりのことを書いていきます。
 自分のスケジュール管理が下手くそでちょっと悔しい部分もあるので、いつか同じような方向性でリベンジ曲作りたい。

全体の構成について

 全体の構成については、以下の2曲を参考にしています。

 ただ、もっとドラムループは曲の中で変化を少なくしたほうが、統一感が出てよかったかなという気もします。
 その場合は remix で持ってきた音をワンショットとかの方でやってみる形で展開とか変化をつける形になるかと思います。

RX 9

 今回 remix ということで原曲のうち、ボーカルだけとかベースだけ使うみたいなことが多々あるわけですが、その時には、 i Ztope のプラグインである RX 9 の Music Rebalance 機能を使ってステムに分解しました。結構処理が重たいので、そこは注意が必要です。
 Music Rebalance では separation と quality でどれくらいの精度でステム分解できると思うのですが、自分はちょっと違いが実感できなかったので特にかけることがありません。

 Music Rebalance では右下の "separate" か "render" でステム分解ができるのですが、それぞれ

  • separate
    自動で 1.vocal 2. bass 3. percussion 4. other (シンセとかピアノとか)を分けてくれて一括、でこれらの4つのファイルに分けてくれます。

  • render
    上記の4区分のステムについて音量バランスを自分で調整してステムに分解してくれます。Preview で一部分だけ聞けるので、これでバランスを調整するとよいと思います。以下に書きますが、 loopcloud でトラブったときなどはこちらでやるといいと思います。

 それぞれファイルに加工した後は必要に応じて、RX の機能を使っていらない音とかを落としましょう。
 最後に ctrl + shift + S で wav 保存ができます。

Loopcloud

 remix するにあたって、原曲と違う BPM にしたいときにはステムの タイムストレッチが必要となります。今回は loopcloud のタイムストレッチ機能を使いました。
 ただ、RX 9 で生成した各ステムは loopcloud に入れたときに BPM が違うように認識してしまう場合があります。その場合、同じ BPM 200 にして同時に流してもかみ合いません。
 例えば bass とか percussion を使いたいけど適切な BPM で反映されないときがあります。そういう時はRX の Music Rebaalnce の音量を bass と percussion だけにして render し、 bass + percussion のファイルを wav bにしましょう。 
 (特にダンスミュージックで) bass がother にまで入っていることがあるので、その時も bass と other のファイルを作って、 wav にするとよいと思います。

ただ、曲を作り終わってから RX 9 にも "Time & pitch" でタイムストレッチができたような気がしてきたので、そちらでやって wav 保存した方が楽かもしれません。

Reference


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