見出し画像

【ゲーム攻略&創作日記】GINKA_感想_非実在女子大生の美少女ゲーム攻略&創作日記Vol.0020

幼なじみの少女・銀花は、夏祭りの夜、
“神隠し”にあって消えてしまった。

あれから5年。
高校生になった青羽流星は、フェリーに揺られ、
ふらりとひめ島へ帰ってきた。
確かめたかった。銀花はあれから、どうなってしまったのか?
もしかしたら、何事もなかったように家へ帰っていて、
島の高校に通いながら普通に暮らしているんじゃないか……。

そんな淡い期待は裏切られる。
あの夜からずっと、銀花は行方知れずのまま。
失意に沈み、再び島を離れようとする流星だったが、
そこで不思議な再会をする。
目の前に現れたのは、
あの頃の姿のままの少女――ギンカ。

『おかえりなさい』

自分の名前さえ忘れてしまったギンカ。
覚えているのは“リュウセイ”の名前と、
彼を好きだという恋心だけ。

今までどこにいたのか?
なぜ、幼い姿のままなのか?

おだやかに時間の流れる小さな島で、
“神隠し”から帰ってきた幼なじみの少女と過ごす、
おとぎ話のような夏休み。

STORY |  GINKA(公式サイト)
http://ginka.frontwing.jp/story/

みずみずしいジュブナイルストーリーだった。
主人公と銀花が、過去の自分と向き合い、乗り越える成長譚。
それを後押しする美しいビジュアルやBGMに、声優さんの説得力のある演技。
素敵なゲームでした。

ATRIが好きだから、紺野アスタさんとゆさのさんのタッグというだけで、自分に刺さること確定だったし、実際にプレイした後は「やっぱ好きだな、こういうの」という思いが一層強くなったなあ。

特に、銀花の恋心がその当時の幼い姿のギンカとして現れるという設定が、凄く刺さりました。
単純にビジュアルとして可愛いくて好き、という理由もあるし、「神隠し」や「ひるこ様」といった和風伝奇の要素との親和性も高くて、私好みのシナリオだったという理由もある。

和風伝奇もの、好きなんですよね。
ダーク系だと「Erewhon」や「黄昏のシンセミア」、ライト系だと「タマユラミライ」とか。
本作「GINKA」も、この系列として楽しめるんじゃないかなって思ってます。

そして、ヒロインである銀花/ギンカを担当された長谷川育美さんの演技が素晴らしかった!
同一人物だけど年齢差があったり、流星への接し方に違いがあったり、そういった差分をとても丁寧に演じられていたなあという印象です。
これからも、もっともっと色んなノベルゲームでお声を聴きたい声優さんです。

これがミドルプライスで楽しめるなんて贅沢過ぎる。
たくさん売れて、ノベルゲームが盛り上がってほしいなあと強く感じた作品でした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?