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フラレ気分の3月の終わり

他人を信用できない病

高校生の時、同じ会社の携帯電話を使っていた親友が、
彼氏ができたらあっけなく携帯電話の会社を変えて、
「女ってまじで信じられねぇな」って出来事がありました。

昔の話

私はそれにすごく腹を立てていたのだと思います。
それから、彼女との約束を全く守らなくなってしまったのです。
〇〇日に会うという約束をぼんやりしては、その日が近づくと連絡もせず、当日が来ても私からは絶対に連絡しない、という具合です。
偶然会った時はヘラヘラ過ごしてました。
なにも言わず、ヘラヘラ過ごす方ががめんどくさくなかったからです。

私にたくさんの友人がいればそんなこと気にしなかったのだろうけど、
私にはほとんど友達がいませんでした。

今思うと、なんてひどいやつなんだろう・・・と思います。

孤独になると死に向かう

「死んじゃおうかと思ってた」

久々にその友人と会いました。
いつも明るくて、スタイルが良くて、子育ても仕事も趣味まで頑張っている尊敬できる友人です。彼女は明るい口調で、
「最近、死んじゃおうかと思ってたんだ」
と口にしました。
「そうかー、死んじゃおうかと思ってたんだ」
私は同じテンションで返しました。

多分私が彼女に感じてる、微妙な対向意識と、尊敬を、彼女からも感じているのです。
多分彼女と私は全然違うけどすごく似ていて、
でも似てる故に分かり合えたり、衝突したりすると思うのです。

もうだいぶ長い付き合いだけど、こうして元気かな?と思った時に、偶然会える、そういう友人がいる私はとても幸せだなぁと思います。

「死んじゃおうかなー」と明るく共有できる友人だと思っていてくれてうれしいなぁ、って思うのです。

そんなちょっと変なところに特別感を感じてしまう。
よく変わってる、と言われるけど、私はやっぱり変わっているのかもしれません。

彼女が死を選ばなかったから、私は偶然会えた。
その幸せを噛み締めたいと思います。

ではまた。



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