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白か黒か

駅にハトがいた。そのハトは近づいても逃げない。怪我をしているのだろうか。すぐ傍に近づいても、結局ハトはそこに立っていた。

街中の至る所にハトはいる。ハトはとても人間と仲良しだ。人間はハトに餌をあげる。そのせいか人間が近づいても逃げない。

ハトは一生同じつがいで行動するらしい。結婚式でハトが使われる理由だ。

ハトはバスが近づいても逃げないことが多い。なのでバスにひかれて死んでしまうこともある。同僚でハトをひいたことがある人も何人も知っている。

人間に慣れてしまったせいで、純粋がゆえに、バスにひかれて死んでしまうなんて悲しいと思う。

カラスは違う。カラスをひいてしまったという人は聞いたことがない。おそらく警戒心がとても強いんだと思う。

ハトが人間からもらった餌を、カラスが横取りしていることを見たこともある。人間には媚びないけども、人間からもらった餌を食べる。つまりずる賢い。

ハトとカラス。どちらにもいいところがあると思うけど、タッピーはカラスの方が好きだ。

カラスのようにずる賢くいたい。でも夫婦仲良くもいたいから、ハト2割、カラス8割ぐらいが丁度いいと思った。



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