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魔法のことば。

ケンタッキー州のお客様から御礼のメッセージが届いたとUNSENDOカスタマーサービスを担当してくださっているシカゴ在住の福井佐智子さんから連絡が入った。

どうかこの様に力強く美しい書を送ってくれた雲泉へ心からの感謝をお送り下さい。光栄にも雲泉の芸術を家に飾る事ができました。これから先の長い年月ずっと宝にします。

私の作品を気に入って購入してくださる海外のお客様は、こうした心に染みるメッセージを送ってくださる方がものすごく多い。

買っていただいて御礼を申し上げるのは私の方なのに、お客様の方からこんなふうに感謝の言葉をくださることに感激してしまう。

日本では『お客様が最優先』という空気があるが、海外のお客様はそういう『お客は私だ』といった感じを一切見せない。

『あなたの作品を私に与えてくださってありがとう!』と言ってくださる。

自分が選び、お金を払ってまで手にした物に対しての感情も大切にされているのかもしれない。

日本のWEBショッピングのレビューや、読んだ書籍、観た映画などへの感想などを見ると、わりとというか、かなり辛口なものが多い印象がある。

自分が支払うお金。

『損は絶対したくない!』という空気をビシビシ感じる。

私はバーゲンが苦手だし、電気量販店などがチラシに書く『他店より高い場合はお声がけください!』という売り方もあまり好きではない。

一円でもお安くします!
お客様に損はさせません!
是非うちでお買い求めくださいませ!

こうした店側のお客様は神様的な売り方もお客側の『絶対損はしたくない!』という感情に拍車をかけているようにも感じる。

価格破壊はライバル社だけでなく、自社の首を絞める結果になることもある。

UNSENDOもお客様がつき始めるまではなかなか結果が出ず、どうすれば興味を持ってくださるか、リピーターになってくださるかを考えて悩みまくっていた時期がある。

そんなとき、モノは試しとやってみたことがある。

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