毒になり得るマニュアル

ある人たちには役に立つ情報でも、ある人たちには役に立たないどころか、下手したら毒になる可能性すらあるものがある。

……という話をした。

世の中にはさまざまなマニュアルがあふれている。ハウツー本の類がたくさんあるのも、ウェブ上でそうした記事が多いのも、需要がそれだけあるからだ。

情報弱者という言葉があるけれど、情報は「知っておかなきゃ損をする」と思わせる力があるのかな。

とにかくマニュアルに飛びつく、情報コレクターになってしまっている人もいるんだろうなあ、と思う。

でも、たとえどれだけ実績のある人の情報でも、多くの人には意味があった情報だとしても、自分自身と提供者とのタイプが大きく異なる場合、その情報はその人に限り、残念ながら役に立たない。


その人にはその人の「当たり前」がある。ハウツーは、受け手も、その当たり前はこなせるという前提になるのではないかと思う。(もちろん、その「当たり前」も教えてくれはするのかもしれないけれど)

でも、その「当たり前」を困難だと感じる人はいる。「当たり前」とされることにつまづいてしまうと、人によっては、「当たり前のことすらできないんだ」と思ってしまって、自己嫌悪で凹んでしまわないかなあ、と思う。

少なくとも、わたしは凹む気がする。予感だけれど。


メンタルの強さとか、目指す場所とか、個々で異なる部分はたくさんある。自分のことがわかっていなければ、数あるマニュアルやハウツーは、その良さを発揮できないのではないかなあ、なんて思う。

もしもマニュアルやハウツーを手に入れるなら、何となく自分と近しい性質を感じる人だとか、目指す先が似ているだとか、提供者のことを調べた上で選んだ方が後悔がない気がする。


かくいうわたしは、メンタル不安定で、そこの管理も課題にのぼるようなタイプ。そして、お金を第一目標に掲げ続けることが苦手なタイプだ。

そこのところと合致したハウツーなり体験談であれば、きっと役に立つところがあるのだろうけれど、そうではないものはベッコベコに凹む可能性があるので、よほど健全なときでないと、「触るな危険」なのだろうな、と思っている。



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卯岡若菜

宛先のない手紙

真っ白な手紙を誰に届けよう ありったけの想い込めて 言葉綴った、 「宛先のない手紙」 短文、詩、つぶやきのようなもの。 気が向いたときにさくっとお読み頂ければ、うれしいです。
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