「〜なんだって」に揺らがない

素直さは美点とされる。「素直だね」と言われて、その言葉をネガティブに捉える人は少ないだろうと思う。

でも、ただ素直であることと、鵜呑みにすることとは異なる。

他人が言う誰かの評判をそのまま信じ込むのは、時として危険であり、またもったいないことだ。特に、「いい人」「悪い人」のような根拠がはっきりしないことは、主観によって変動する。周りの人間がみんな「よくない」と思っていたとしても、自分にとっては「しっくりくる」可能性だって大いにあるのだ。

先入観をもたないことは難しい。悪い評判に揺らぐことだってあるだろうと思う。具体的に不義理をした事例があれば、なおさら説得力が増すだろう。

だけど、わたしは「そうなんだ」でひとまず終えておきたい。その人と付き合うかどうか、その人を好きになるかどうかを、他人からの評判だけで決めたくない。

他人が吹聴した内容で人への感情を大きく変える人は、何歳になってもやっぱり怖い。その内容をもって本人が「考えた」のであったとしても、所詮他人の話で得たイメージで考えたに過ぎないから。

ニュートラルに生きたい。自分の直感を大事にしたい。何でもかんでも突っぱねるわけではなく、かつ信じ込まずに、言葉の事実だけをただ胸の内に留めておく。そうありたいと思っている。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

お読みいただきありがとうございます。サポートいただけました暁には、金銭に直結しない創作・書きたいことを書き続ける励みにさせていただきます。

うれしいです……!
46

卯岡若菜

宛先のない手紙 vol.2

ほぼわたしの考えを垂れ流すエッセイのようなもの。その2。
1つのマガジンに含まれています
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。