『気仙茶の話を聞こう』(東北銘菓フェス特別編)に行ってきました。

画像1 本日、2014年11月15日(土)②14:00〜15:15 「気仙茶の話を聞こう(東北銘菓フェス 特別編)」なるお茶会が開かれたので、急遽申し込み、行ってきました。
画像2 場所は、東京・谷中にある大行寺のお座敷です。2年前「東北銘菓フェス」に参加した際、おじゃましたことがあるので、今回で二度目の大行寺。きれいで品があるお寺さんです。落ち着いた雰囲気で和みます。
画像3 「気仙茶の話を聞こう」の模様をお伝えする前に「東北銘菓フェス」について説明いたしましょう。 「東北銘菓フェス」とは、イラストレーターの小関祥子さん(主宰)とデザイナーの妹さんが始められた「東北出身者や東北にゆかりのある人々がおすすめする銘菓を楽しんでもらうおいしいイベント」です。
画像4 「東北銘菓フェス」では過去に以下のような銘菓が並びました。《青森県》薄紅/たわわ/胡麻新月/アップルスナック 《岩手県》東雲/和糖どら焼/元祖菅田のいかせんべい/はな椿 《宮城県》Gotto/クッキー&サブレー/桃次郎のきびだんご/支倉焼 《福島県》太陽堂のむぎせんべい/本煉羊羹/会津の天神さま/薄皮饅頭♡どうです?おいしそうでしょ。このイベントで東北銘菓とともに淹れていただいていたのが「気仙茶」だったのです。
画像5 「気仙茶」とは、気仙地方(岩手県大船渡市、陸前高田市)で長い間、主に各家庭がそれぞれの畑に木を育て、家族が飲む自家用のお茶として作られてきました。北限のお茶とも呼ばれているようです。 魚住はコーヒーが苦手なので普段、お茶ばかり飲んでいます。仕事で行った先で何も聞かれずにいきなりコーヒーを勧められた場合「これはすごく苦いお茶なんだ」と脳を騙して飲み干すようにしています。 そんなお茶好きの魚住がひと口で「気仙茶」に惚れました。 でも、気仙茶は大量生産していないのでネット通販などもしていません。
画像6 この方が、今回の「気仙茶の話を聞こう」で、気仙茶のお話とともにお茶を淹れてくださった「焙茶工房しゃおしゃん」主宰のまえだちかこさんです。 気仙茶をもう一度飲みたいけどどうしていいか分からなかった時、Twitterでフォロワーの食いしん坊(まっだべさん)が「しゃおしゃん」のURLを教えてくれました。でも、個人で注文できるかどうか分からないし、2年ほど迷ったままでいたのです。
画像7 つい先日、Twitterを開けたら、イラストレーターの小関祥子さんが「気仙茶の話を聞こう」のお知らせをされていて、これは何かの縁だ、この機会を逃したら気仙茶に再会できないと思い立ち、急遽参加申し込みさせていただいた次第なのです。「お茶一杯に大げさな!」とお思いかもしれませんが、お茶は文化です。魚住はお茶がないと生きていけません。冷え性なので、真夏の猛暑日でもなるべく熱いお茶を飲みます。魚住はお茶が飲めないと暴れます。お茶をください。
画像8 まえだちかこさんは、お茶に魅せられて、台湾や中国で3年ほど過ごされ、故郷の岩手でお茶の店を開かれたそうです。気仙茶の木を育てていらっしゃる地元のお年寄りの方々から昔の話を聞き歩いています。その記録も残したいと出版予定だそうです。
画像9 お茶の淹れ方は彼女が学んだ中国茶方式。お茶器も岩手からご持参されたもよう。やかんはもちろん、南部鉄瓶です。南部鉄瓶で沸かしたお湯はまろやかでお茶もおいしくなります。
画像10 岩手の銘菓「東雲」とともに一杯目をいただきました。
画像11 このイベントの特製しおり。 お茶の花は白いんですね。
画像12 陸前高田での茶摘みの様子。仮設住宅で暮らす元ご近所さんたちが集まって今年、4年ぶりに茶摘みが行われたらしいです。
画像13 復元した昔の製茶道具で、茶葉を手もみ。
画像14 特製しおりは、イラストレーターの小関祥子さんとデザイナーの妹さんの「小関姉妹社」が企画・デザイン・制作。小関さん姉妹は福島県出身。
画像15 二杯目もおいしくいただきました。
画像16 二つ目のお茶菓子は「松サブレ」。岩手県陸前高田市「おかし工房 木村屋」さんのお菓子です。なぜ松なのかは、陸前高田だからです。震災後に作られたようですよ。
画像17 お茶会終了後、気仙茶を購入することができました。 貴重な貴重な気仙茶♡ やっと会えました。 おうちで淹れて楽しみたいと思います。
画像18 お茶会が終わりました。 「東北銘菓フェス」主宰の小関さん、妹さん、いつも楽しい催し、ありがとうございます。お疲れ様でした。 大行寺さん、おじゃまいたしました。いつもありがとうございます。そして「気仙茶の話を聞こう(東北銘菓フェス特別編)」でステキなお話を聞かせてくださった まえだちかこさん、本当にありがとうございました。おいしい気仙茶、ごちそう様でした♡ (終わり)

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