ペネム系とか

カルバペネム系のオラペネムは「他の抗菌薬で効果が期待できない症例に限り使用すること」と注意書きがある。

併用禁忌はバルプロ酸
何回かお薬手帳で引っ掛けたことあるので、併用は必ず確認する。
適応は肺炎、中耳炎、副鼻腔炎だけだけど、そうじゃなさそうなことも多発する。

ファロムとあわせて、下痢が多い。
ゆるくなるよ、とあらかじめ伝えておく。
ちなみにペネムはビオRは使えない。

グリコペプチド系 塩酸バンコマイシン

MRSAに使う。1瓶(0.5g)に5~10mLの水で溶解して服用。0.5g以外の用量のときは水剤にして渡す。水剤で2週間は安定のデータがある。

ホスホマイシン ホスミシン

腸管吸収が悪いので腸内殺菌の目的で使われることが多い。βラクタム、ニューキノロンなどの1時間前に先行投与すると相乗効果があるらしい。

アミノグリコシド系 カナマイシン

肝性脳症時の腸管内アンモニア産生菌の抑制でしか見たことない。注意する副作用は第8脳神経障害。生じるめまいは回転性。

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