見出し画像

今の状況を部活で想像したら、個人的に驚くほど気持ちの整理ができた、という話。

今日でドームのオーラスから1ヶ月経ちました。

正直、発表からはずっと苦しんでいた1ヶ月でした。
頭では分かっても心が追いつかず、泣いたり、病んだり、空元気を出してみたり、急に平気になったり、また泣いたり…絶賛情緒不安定。

そんな私ですが、今日FFのあやちゃんのポストで、リレーのチームから抜けて個人競技を続けるという例えがあり、個人的にそれで想像したら驚くほど気持ちが整理できたので、ここにまとめておきたいと思います。

①何故1人目の時のようには2人目の卒業を受け入れられないのか

まず、1人目は、本人は復帰を目指して治療を続けていたものの、やむを得ず怪我で戻ってこれなかったということ。

そして、待っているファンも、復帰を期待しつつも、治療期間の2年間の中で、もしかしたら戻ってこないかも、という心の準備ができていたこと。

更に、最終的に競技自体から引退してしまったので、どう足掻いても諦めるざるを得なかった、という背景があります。

そして何より、時間をかけて出した結論であること、メンバーみんなが納得していることが伝わってきたため、受け入れることができたのだと思います。
(後から本当は泣いてたことを知りましたが…)

それに対し2人目は、やっと地区予選から県大会に2年連続で出れるようになって、次は全国大会を目指していると思っていたタイミングでの卒業発表であり、ここでの離脱をこちらが想像できていなかったこと。

更に陸上競技自体はこれからも続けるということで、個人競技ができるなら、リレーも一緒にできるのではないか?と思ってしまったこと。

その為、突然のショックを受け止め切れず、またチームの一員で居続けてくれることを簡単に諦められなかったのだと思います。

そして、何より1人目の卒業の時と全く違う、残りのメンバーの辛そうな表情を見て、どうしてこの結論に至ったのか、それが最適解なのかと、納得できず、受け入れられなかったのかなと思います。

②どちらも続けることは実際可能だったのか

恐らく、「続けること」自体は可能だったと思います。

でも、全員揃ってのバトンパスの練習や、チームミーティングの時間の確保、リレーと個人競技競それぞれの大会に出るためのスケジュール調整等、両立することは容易ではなかったと思います。どちらかを取ればどちらかを諦めなければならない場面も出てくるであろうことは、想像に難くありません。

そしてその状態が続くと、新しく始める自分の個人競技の目標はもちろん達成できず、自分がいることでチームの動きを止めてしまっては、チームの目標も結局達成できなくなってしまう。

だから、2人目の彼は、自分がリレーチームから抜けることを選んだのではないでしょうか。そして、彼は自分の目標を、リレーではなく個人競技で優勝を目指すことに絞った。

この時点で、恐らくこのリレーチーム自体を解散するという選択肢もあったと思います。

ですが、残りの3人はこのチームでの可能性を諦めたくないと、人数が減ってもチームとして頑張ることを決めました。

そうして、春からは個人とチーム、別々の道を歩むこととなりました。

これが現状です。

③それぞれへの気持ち

5人が4人になるのは大変なこと。そこから4人が3人になるのはもっと大変なこと。
それでもチームでの優勝を諦めない3人には、大好きなチームを残してくれたことに感謝して、3人でも優勝できるように、これまで以上に応援したい。

そして、これまでずっとチームのために先頭で走り続けてくれた彼が、今度は自分の個人競技を極めたいのなら、最大限の感謝を持って送り出してあげたい。新たなフィールドでの成功を心から祈りたい。

彼がチームを抜けることで、これまでの彼のエースとしての精力的な活動や、チームの認知度を高めるための広報活動がなかったことにはなりません。

彼のおかげで出られた大会もあるし、彼のおかげで勝てた大会もあるし、彼のおかげでチームに興味を持って応援してくれる人も増えたことは事実であり、彼の功績は大いに称えるべきです。

逆に、彼だけが1人で頑張っていたわけでもないと思います。リレーは1人では続けられないし、1人では勝てない競技です。

彼が体調が悪くて出場できない時は、他のメンバーが代わりに走ってくれたはず。
チームの誰かとぶつかって空気が悪くなった時は間に入って繋ぎ止めてくれたメンバーもいたはず。
彼以上に他のメンバーが活躍したこともあれば、メンバーの存在によって持っている以上の力が出せたこともあったはず。

そしてそれは彼だけではなく、きっとみんながそれぞれそうだったと思います。
このメンバーだからこそ、このチームだからこそ、今の活躍があります。

このメンバーだから勝てたし、このメンバーだからこそたくさんの人がこのチームに惹かれて、応援したのだと思います。

そして、そんなチームだからこそ、これまで通りでいられないことを悲しみ、嘆き、惜しんでいるのだと思います。

④そしてこれから

そんな彼らが、3月に地区予選に出ます。
このメンバーでは最後の大会です。

ライバルチームは強いです。

さあ、どうする?



…ここまで想像した時に、私の答えは

「全力で応援する。だって最後なんだから。」

ということだけでした。

正直、セクシーたちのことだと思うと、これまでのいろんな思いとか、これからへのいろんな思いとか、メンバー同士のこととか、それぞれのメンバーへの想いとか、いろんな気持ちがぐちゃぐちゃになってしまって、永遠にメソメソしたりモヤモヤしたりしてしまうんですが。

全然思い入れのない(←言い方)陸上部の物語として考えた時、シンプルに地区予選では圧倒的速さの新記録で優勝して欲しいし、最後最高の笑顔で写真撮ってほしいし、みんなに「やっぱりあのチームは強かったね」「最後まで良いチームだったね」って惜しまれながら終わって欲しい。
だって、その方がかっこいいじゃないですか。

その後、やっぱり彼がいないチームは何か違う、と離れるかもしれない。逆に、やっぱりチーム競技が好きだから、個人競技に移った彼のことは興味がなくなるかもしれない。もちろんどちらも引き続き応援するかもしれない。

でも、それはそれでいいかなって。
だって今の私は、今、このチームが好きなんだもん。

だからとりあえず最後の大会楽しもうって。
そう思いました。

⑤ということで

私はラストシングル楽しみます。

とにかく楽しみます。

そう思ってお昼休みにこのnoteを書いていたら、ワィワィHaワィ激推しのカップリング情報が流れてきました。笑

シークレットトラックにはSexy Zoneの「Sexy Zone」。名前も変わるんですもんね。
正直それより卒業が悲しすぎて、わりとお名前とのお別れは大丈夫になってきました。笑
前向きな改名ですしね。
その名前をたくさん叫ばせてくれてありがとうね。

そして特典映像は「フィルター越しに見た空の青」。
私はフィル青の、セクシーたちのユニゾンが大好きで。だから入れてくれて本当に嬉しい。もちろんふまけん背中合わせのRUNも待ってます、円盤で(圧)。

最後に

気持ちが決まったら、私は凄く楽になりました。

でも、もちろんまだまだ悩んだり苦しんだりしている方もいると思います。

きっと光が差すタイミングは人それぞれ。きっかけも人それぞれ。

そしてこうしなきゃいけないなんてこともないし、辛いから去るという選択も、自分を大切にしていて十分に偉いのです。自分の心は自分が一番大切にして欲しい。

そしてもう1つ、勝手な願いですが。
どうか、誰の想いも否定しないで欲しい。
もし、自分の考えと違っても。

私たちはいつもそうしてくれる、彼らのファンだから。

これからどうなるかは分かりませんが、今の気持ちを書きました。読んでくださって、ありがとうございました。

読んでくださった貴方が、昨日より少しでも美味しくご飯を食べられる、ゆっくり休める明日が来ますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?