スクリーンショット_2018-03-11_17.34.34

干支繰り

UPHYCA
00:00 | 00:00
中村タケさんという青森県のイタコさんの唱えごとを膨大に収録した資料集を入手しました。その中で唱えられていた一つが、この十二支のお唱えです。十二支は方位や時間を表しますがもちろん年にも現れ、これが独立し日本人なら皆大抵自分が何年生まれなのか把握しているほど、個人のアイデンティティに結びついた象徴となっています。このお唱えは、場と時を整えつつ、その場に居合わせた全ての人々を順に呼んでつなげていくためのものである、というように解説されていました。
本来ならばもっとUPHYCAとして独自のものに作り変えるべきだと思うのですが、私はこの「子日子の刻夢ならば」という、無意識の夢の世界で全ての時と場がぐるぐる連なってゆく世界観が大変気に入り、そのまま借用させていただきました。
タケさんは常に「ありがたい一心」という言葉を使われていますが、ここのみ『おそれうやまい、いつくしみ、とうとみことほぎ、ひはなち、ほうはい』とUPHYCAの世界観を反映し改変しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?