電子工作あきてきた

2年前に電子工作キットを買ってLチカ(LEDをプログラム書いて光らせること)できて「やったー」となって終わっていた。
久しぶりに押し入れから引っ張り出して、再度Lチカからやり直して、サーボモーターを動かすところまできた。サーボモーターってミニ四駆で使うようなふつうのモーターじゃなく、「ギギギ……」と一定の角度力強く動く、みたいなモーターだってことさえ知らない。でも動いた、すごい!

でもその達成感も普段の労働の疲れによってさらさらと流されていってしまう。労働と電子工作が1mmもかみ合ってないので、労働を優先すると電子工作に使う脳みそキャパシティがカラカラに干上がってしまうのでした。
労働をやめればいいのでは!?

飽きてきたというよりは、自分が作ってみたい結果があまりに遠いということを電子工作やるたびに思い知らされてしまうのが原因なのかも。

  • 配線がわからない

  • プログラムがわからない

  • いろんな部品を買わないといけない

  • 部品がけっこう高い

  • AliExpressが安いけどサイトが重すぎる

  • ようやく買いたいものをカートにいれて決済したのにAliExpressが落ちる

  • なにこれこわい。ぜったいカード悪用されてる

  • カートに入れた商品全部消えて、またあの遅いサイトに立ち向かうのがイヤ

  • 買い物さえできないなんてもうダメだ

と、だるいイベントがたまってきてやりたくなくなっているのでした。
あと、最大の問題は自分がものづくりに意欲がないことかも。
読んでモチベーションを保っている『雑に作る』『無駄なマシーンを発明しよう!』はめちゃくちゃおもしろいんだけど、文面から目を離すと現実ががっしりと肩を捕まえてきて「でも、役に立つものつくりたいんでしょう? いい加減じゃだめじゃない?」と圧力をかけてくる。

脳内をずっと掘り返すと、子どもの頃に自分が作った自由研究とか工作を誰にも認めてもらえなかった記憶がよみがえってきて、それもつらい。
認めてもらえなかったわけではないかもしれないけど、もっと褒められてれば今の無力感はなかったかもな……。だからわたしはみんなを褒めていくよ。後は、頼んだ……。


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