わたしはコケ好きとは言ってますが、コケは育てていません。
なぜなら枯らしてしまうから。
東京23区はコケにとって最悪の環境なのです。
・水分がない
・夏の暑さの厳しさ
・排ガス規制されてるとはいえ空気が悪い
・狭苦しい住環境で光が届かない
どれをとってもコケにプラスにならないことばかり。小さい植物だから狭いところでも育つのではと思いますが、暑すぎない場所でしっかりと光に当てる必要があるので、狭くて日当たりの悪い家では育たないと聞きます。

枯れず死なずに場所もとらずに育てることができるもの……
ソシャゲだ！
部屋が狭くてもスマホ一つあればいい。
陰鬱な世界観に一発でやられてしまい、アークナイツのキャラ育成が個人的にはもっとも合ってました。サ終しない限りはいつまでも育成できるし、手をかけた分ちゃんと返ってくる。
動植物の育成は失敗することは死と直結で、そんな現実がつらい。
子供時代は10年くらい、大人になってからも15年ほど猫と暮らしていましたが、未だに猫メシ忘れる夢をみます。3日くらい忘れていてガリガリになった猫に遭うのは夢でもイヤなものです。

にゃんこ先生の場合、育てるというよりは、一緒に暮らすという言葉の方が合う。
自由に食べさせていたけど、身体はそんなに大きくならなかった。好き嫌いも多くて、キャットフードは10社くらい試して、結局通販でしか入手できないようなレアフードに落ち着いた。
魚を買ってくるとまだ外にいるのに大きな声で鳴き出す。魚の臭いが分かったらしい。犬かよ。刺身は20％くらい食べられてしまう。あげないと近所迷惑になるくらいの大声で鳴くから。小さいのに声はでかかった。

育てるって上からというか、一方的な視点だなって。
育てられたって言える人は良い境遇だったんじゃないか。虐待やネグレクトの環境では育てられたと言わずに、生き延びたって言うんじゃないだろうか。