定時で職場を後にし、駅から全力疾走で帰宅。茶々はやはり、元気がありません。
症状と、診療時間ギリギリになってしまいそうな旨を病院へ連絡し、タクシーを呼んで急いで病院へ向かいました。
夕方の帰宅ラッシュで道路は渋滞。電車で行った方が遥かに早くて安上がりですが、キャリーバッグで少し移動しただけでストレスで膀胱炎になってしまうガラスのハートな為、やきもきしながらの道中でした。

診察終了間近、患者さんは私しかいませんでした。

主訴として

• 5日くらい前からうまく吐けない感じがしている。えずいても、胃液が少し出てくるだけ。

• おしっことうんちは出ている。

• 今日ごはんと水はとれていない

• 元気もない

• 毛球症かと思い猫草を買って与えてみても毛が出てこない

↑を伝え、まずエコー検査です。
食道・胃・腸には何も詰まっておらず、毛玉や異物ではない。
肝臓・腎臓・胆嚢・膵臓・脾臓・膀胱も各大きさに異常は無く、結石等も見られない。尿管に詰まりも無い。
そして血液検査。この世の終わりの様な絶叫を響かせながらの採血です。(本当にかわいそう)

そして30分後、、

BUN(尿素窒素)、クレアチニン、リンの腎機能を示す数値が非常に高い事、
ナトリウム、カリウム、クロールの電解質を示す値も高めという事から、急性腎不全の診断が下りました。

ただ、何故慢性ではなく急性かというと、今年4月に同病院で血液検査を受けていたからです。その時は膀胱炎と尿道閉塞だったのですが、腎機能に問題はありませんでした。

BUNが非常に高い数値なので本来であれば絶対入院なのですが、茶々の性格上、

入院で予想されるストレスがとても高く、更に悪化してしまう可能性がある事

数字だけ見ればぐったりして抵抗も出来ない筈なのに、診察時威嚇したり鳴き喚いたりする元気がある事

から、皮下補液+フロセミド注射+プレドニゾロン注射をし、自宅へ連れ帰る運びになりました。

ただし注意点として

今より元気が無くなる
0:00までに排尿がない

場合は、夜間救急病院で診察を受ける事を強く薦められました。

まさかの展開に気が動転しながらも、帰路につきました。

自宅に連れ帰り、水とごはんを少し食べましたが0時になっても排尿は無し。。

深夜にタクシーを呼び、1:30頃夜間動物病院へ連れて行きました。
体温 38.5℃(正常)
ここでもエコー検査。
19:30時点で3cm×3cmだった膀胱が4.6cm×7.8cmになっており
正常に尿が作られている事を確認。
本人がもよおしていないのであれば、特段無理して排出(尿道カテーテル)しなくても良いとの事☺️(トイレに行っても出ない様なそぶりであれば別)

ただ、さっきはエコーで何も指摘がなかったのに、こちらでは

右の腎臓が機能していません

と言われてしまったのです😱

え、うそでしょ？！

ですが夜間病院の先生も、数値の割に多少ですが元気のある茶々を見て驚いていました。本来なら頭を上げるのもやっとのはずなのに…シャーシャー言えるとは…

活力もあるし、このまま翌日の診察まで様子を見ましょうという事で、輸液のみして貰い2:40に帰宅。

(8/17 21:00〜 8/18 9:40 にかけてごはん25g完食)

1日で2度も病院に連れて行かれて、大変疲れたみたいです。