元々欧米に比べて陽性者数や死者数が抑えられている（さざ波の）日本でなぜ無観客なのか？
流行り病に打ち勝った姿を見せる予定だったけど、やっと落ち着いた欧米に比べれば最初からず～っとさざ波レベルにも関わらず。
他国に対しては「成すすべなくビビってます。」以外に説明のしようが無い。流行り病に対する敗退宣言を世界に示してしまうと言う意味では誠に残念だと思っています。

１年半もの間に、何故日本では有症状と言う意味で真の感染者が少ないのか調べることすら成し得なかった。先進国のはずが自国で起きている現象を真剣に調査し、世界に情報提供する努力を怠った。医師もビビりまくり（あるいは本質を知り、政治を知って、狸寝入り）真剣に取り組んだ医療現場は大変だが、市民は医療不信に陥った。

これらは真剣に反省すべき点だと思います。（そして愚痴に過ぎません）

それでも東京五輪は始まる

ここからが本題です。

メダル獲得数とか、記録更新とか、従来マスコミが持ち上げてきた話題は程ほどにして、敗退チームを含むファインプレーを讃えるSNS言論を繰り広げては如何でしょうか？

元々地方の運動会ではマラソンで最後に入場する完走者を讃える拍手があるではないですか？
各国のトップアスリートですかか、完走自体を讃えることは適切ではないと思いますが、上位入賞者に限らず、数々のファインプレーが繰り広げられると思います。

トップアスリートであっても環境により、国力により、成しうることに限度がある訳で、そう言った違いに目を向けて平等に暖かく（メダルと言う成果に拘らず）、ファインプレーにこそ賞賛を送るのが日本の精神だと思うのです。

本来、スポーツ観戦に期待する価値は多様だと思います。

努力を評価し、次に期待する

そんな思いが伝えられる東京五輪になったら良いなと思います。

以前からスポーツ観戦には興味が無い素人が余計な話を書いたかも知れませんが、IOCやマスコミによる価値観の押しつけ（商品化）から解放される好機に出来れば良いと思っています。