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東京五輪・ユニバーサルデザイン2020関係省庁等連絡会議で僕がしゃべったこと

どうも!Ubdobe岡です。

今日は東京オリンピック・パラリンピック競技大会推進本部 ユニバーサルデザイン2020関係省庁等連絡会議(長い)でした。

僕は元々、障がい者支援・高齢者介護の仕事をしてきました。その後NPOを立ち上げ、医療福祉とエンタメを融合させてどれだけ分かりやすくPOPにPUNKにHIPにHOPに若者に医療福祉情報を届けられるか?や、障がいや難病の当事者がどれだけ社会参加し続けられるか?や、医療福祉従事者がどうやったら増えて質も向上していくか?などという課題に取り組んできました。取り組んできましたって言えるほどまだ取り組めていませんが取り組み続けております。

まーとにかく色々とオリャーーってやってたらとある人物経由でこの会議の構成員に推薦いただいたわけです。本当にありがとうございます。

このユニバーサルデザイン2020関係省庁等連絡会議の「心のバリアフリー分科会」に僕は所属することになったわけですが、なんじゃそりゃという人のために、会議で検討していく内容を記します。議事とか公開されてるからコピペね。

1.心のバリアフリー

(1) 教育
1「心のバリアフリー」教育の実施(幼・小・中・高) [文部科学省等]
2「心のバリアフリー」促進に向けた大学連携の活用(大学) [文部科学省等] 

(2) 民間事業者等への働きかけ
1 接遇対応の改善
 a)交通・観光分野におけるサービス水準の確保 [国土交通省、観光庁等] 
 b)東京大会で作成される「接遇テキスト」の幅広い展開 [経済官庁全般] 
 c)多目的トイレの利用マナーの向上 [国土交通省等]
2 企業における「心のバリアフリー」の社員教育の実施 [経済産業省等]
3 障害者等を支えるボランティアの促進 [スポーツ庁、厚生労働省等]
4 災害時における障害者及び外国人に配慮した避難のあり方[内閣府防災等]

(3) 国民全体に向けた取組み
1 障害者への理解促進や障害者へ配慮する行動の促進 [法務省、内閣府、文部科学省、厚生労働省等]
2 障害者の社会参加の促進 [厚生労働省]
3 健常者と障害者がともに参加できるスポーツ大会等の開催を推進 [スポーツ庁]

**もっと詳しくはここ見て!**http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tokyo2020_suishin_honbu/ud2020kaigi/index.html


そんで、とりあえず今日行ったわけですよ初の会合に!会場でかいし、いらっしゃる方々のメンツにも緊張しちゃって!

緊張しちゃって!!

よく「緊張しないでしょ」って言われるのですが、僕は本当に人見知りです。


最初、各障がい者団体さんから国に対する意見陳述みたいなのがあって、70分くらいかなー。ずーっと聞き続けて。そのあと「自由に発言していいよ」みたいな雰囲気が一瞬漂ったので思い切って手をあげました!そしてしゃべりました!


「僕は今まで障がい者支援と高齢者介護に携わり、いろんなイベントも企画してきましたが、やはりユニバーサルという概念を発信するときに最も気にするべきは、福祉とか介護とかに興味のない人にどうやってアプローチするかだと思います。なぜならば興味のある人は勝手に寄ってくるけど、興味のない人は一生興味のないままだからです。その最大のキーワードは[楽しい]かどうかということだと思います。各当事者団体の方々が言うように、もちろん状況はシリアスです。そのシリアスな面をコアに持ちつつPOPな演出をかけてみたりとかしてもいいのではないでしょうか?」

「さらに、今日は[心のバリアフリー]をどう推進していくかという会議のはずなのに、僕はこの会議室には[心のバリア]しか感じません。両隣の人は名刺交換をして自己紹介できました。しかし向こう側の列の方は誰も知りませんし何をやっている人かも分かりません。同じ部屋にいる100人近い人たちのほとんどを知らない状態で、ただ話を聞き、国に対して意見を出せと言われても何を言ったらいいか分かりません。だから、、、まずはみなさん、、、飲みませんか!?!?一緒に飲んで互いをある程度理解してからやるのも良くないっすか?会議は会議だけど4〜5人くらいのグループ作ってワールドカフェとかで小さな輪から意見交換を始めませんか?」

「僕が今日ここに来たのは、国に対して何かをやって欲しいと訴えるためではありません。ここに来た人みんなが自分たちの意見を出しあって、何ができるかを考えて、それを実行するための準備をするための会議だと思ってここに来ました。だから、内閣官房の皆さんへ言いたいのは[まず、みんなで飲みましょう!] これです!ありがとうございました。」


ざっくりとそんな話をしたわけですが、僕的には結構すっきりしてですね、楽しかったです。まーまー笑ってくれたしね。引いてる人もいたけど。

そしたらなんと総括でですね、議長が言ってくれたのです。

「岡さんの意見はごもっともだと思います。岡さん幹事で懇親会の企画なんかもできたらいいかなと思います。」


おー!おー!!!!言ってみるもんだ!!


超テンション上がりまくりで内閣府を後にした僕でした。

今日もありがとうございました。

頑張ります。 いや、楽しみますwww


NPO法人Ubdobe 岡勇樹

http://www.ubdobe.jp

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