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内閣府の会議でモッシュピットの話をしたらシーンとなった。

今日は内閣府が開いている【東京オリンピック・パラリンピック競技大会推進本部 ユニバーサルデザイン2020関係府省等連絡会議】でした。
最終とりまとめという、一区切りの日。


僕はパンクについて話しました。


『 文中に「コミュニケーション」「思いやり」という言葉がありますが、僕が真っ先に思い出したのがパンクバンドがライブやっているステージの目の前にある「モッシュピット」です。モッシュピットではどんなに治安の悪い地域でもハコでもモッシュピットの真ん中で倒れこむ人がいた時にはモヒカンのパンクス達はすかさず倒れた人に手を差し伸べるんです。なぜってその人が怪我をしないように。思いやりなんていう教育を大して受けていないような人が自然とそれをやるんです。そういうナチュラルな感覚がホンモノの心のバリアフリーということなのではないかと思います。少なくとも僕はライブハウスやクラブなどの現場でこういったたくさんのことを学びました。

それから、様々な取り組みの好事例集を集めて国民に発信するというのがありますが、これが一番大事だと思っています。こういう会議では考えて考えて考え抜いたことを文字にしてから行動を起こさせるために発信するという順番だと思いますが、心のバリアフリーとかっていうのに取り組んでいる人たちって考える前に行動している人の方が多いと思うのです。なので、その人たちの好事例集を発信することには賛成です。が、発信の方法が大事だと思っています。「ウェブサイト等で発信する」ってありますが、今若い子たちってもうウェブサイト見てないですよね。SNSとアプリがメインで、www.で始まるウェブサイトってやつは20年〜30年くらい前の話だと思います。インスタなのかyoutubeなのかtwitterなのかわからないですが、時代によって変化するそういったツールをうまく使って発信しないと「全国民に発信する」っていうのが一番全国民に発信できない可能性がある曖昧な表現だと思います。なので、発信するときは世代別なのか何なのか何かしらターゲットを決めてツールを分けて、同じ概念だったとしても演出方法を変えて伝えていくことが大切だと思います。 』


ヤーマン。

NPO法人Ubdobe代表理事 岡ゆーく

ヤーマン。

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