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【学科・製図】ラーメングリッドって何?【剛心と偏心】


RC造の場合のスラブ面積(大梁で囲まれた床面積)は60㎡以内とし,さらに,大梁・小梁で囲まれたスラブの面積が約30㎡以下になるように小梁を配置することが望ましい
大梁とは両端部を柱に支持されている梁をいう(片側のみ支持されている場合は片持大梁という)
その他は小梁(端部を柱以外で支持)

ラーメングリッドの連続がラーメン構造となる
地震力(水平力)は,平面的にX,Y方向から重心に作用する
製図試験対策上,RC造の経済スパンは,6~8m
重心の位置は平面の形で決まる
四角形の場合は2つの対角線の交点
三角形の場合は中線(頂点からその対辺の中点を結んだ線)どうしの交点
平面的に剛性が高い部分(=RC壁等が多く固い部分)と
低い部分(=壁などなく変形しやすい部分)があると剛心は重心からズレる
水平力は重心にかかるが,建物は剛心を中心に変形するため偏心が起こる

以上

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