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TOWER OF POWER / TOWER OF POWER 雑感

「タワー・オブ・パワー」3枚目のオリジナルアルバムで1973年リリース。


下の話で恐縮ですが座る時に股間のブツを挟んで痛い私。元気のないタワーにパワーをという事でタワー・オブ・パワー。う〜ん、最低。でも今作は最高だから良し。

メンバーが入れ替わり立ち替わりするグループですがここいらの時期が黄金期と良く言われてますね。セルフタイトルだし本人たち的にも充実していたのかしら。
この作品に参加してるメンバーを書くと、11人ばかし居るからすっごい大変ですのではい。私があいみょん並みにフリック入力が速ければ良かったのに。コピペもつまんないからいいや。詳しく知りたい方はタワー・オブ・パワーのファンサイトをどうぞ。メンバー遍歴とかをまとめていてマニアの方たちの執念を感じる。

とりあえず今作から参加してるメンバーだけ書くとリードヴォーカルにレニー・ウィリアムス、テナーサックスにレニー・ピッケット、キーボードにチェスター・トンプソン、ギターにブルース・コンテが、という感じですかね。入力が苦手だからこのメンバー書くだけで2時間かかっちゃったよ。


一発目「What Is Hip?」が当時シングルでスマッシュヒットしたとの事ですがそりゃそうでしょうという感じ。すげーカッコいいものねー。ロッコのベースとガリバルディのドラム、カッコよすぎてちょっと怖い。強靭なリズムセクションに重なる分厚く歯切れの良いホーン隊。その隙間を縫うように入るギターやキーボードの音がまた良いとこにいるよね感。そしてパワフルでスウィートでソウルフルなヴォーカル。つまりカッコいいファンクの出来上がり。やったね。

つってゴリゴリのファンクな曲だけじゃなくて結構メロウな曲もあるけど、レニー・ウィリアムスによる所が大きそう。全部良いんだね〜。「Will I Ever Find A Love?」とか、「This Time It's Real」のウキウキなサウンドと歌から一転してのちょい悲しい曲で、この一瞬で何があったんだという感じが気になるけども。さっきまで歌ってた女の人に失恋でもしたのかい?

そんな曲の次はまたファンキーな「Get Yo' Feet Back On The Ground」。邦題が「再起しろよ」という事ですが、歌の中で女の人を叱ってる感じがするけど確実になんらかの流れある。この曲のギターがまた良いんだね〜。何しろやっぱりドラムとベースが怖いくらいカッコいいんだね〜。ホーン隊のコーラスもずっと良いんだね〜。

「So Very Hard To Go」ですがレニー・ウィリアムスの迫力がすごいソウルバラード。ブルース・コンテのギターが良い仕事してますねぇ。コーラスもずっと良い。ピアノはジェイ・スペルしかし邦題が「つらい別れ」って、確実になんか流れがある。

「Soul Vaccination」はブレンド・バイアーズのコンガとコンテのリズムギターが気持ちのいいファンク。コーラスとのかけ合いやホーン隊のソロ、加速していくビートと聴きどころ満載。
サザンソウルな「Both Sorry Over Nothin'」も良いぞ。
爆裂美しいバラード「Just Another Day」でよっしよっし!


久々に聴いたけどやっぱカッコええ〜。誰かが亡くなったりしたタイミングでまつわる作品について書くのなんだかご法度だと自分では思ってるけど、まぁ少し経ったし、何しろ今回は股間が痛いキッカケだからセーフ。最悪の理由でめんごね。あと歴代メンバーいすぎるからそのタイミング今後も増えるぞ残念だけど。でぁ〜。


皆さまも股間が痛くなくても聴けばモリモリ元気になるかもー。そういう意味ではなくてね。



それではー。

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