うらゆ。

学生5年目。書いたり飽きたり。飽きる時間の方が圧倒的に長いです。

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【共感者求む】「オートマティスム」って、何だ?

まず初めに、この記事には皆さんの協力が必要です。 僕が物心ついた時から抱えてきた、長年の謎について一緒にお考えいただきたいと思います。 早速本題に入るのですが、僕は物心ついたときから19歳になった今に至るまで、毎日のように経験する「ある現象」があります。 その現象は決まって、ベッドに入って眠りにつく時に起こります。目を閉じてしばらく経ち、もうそろそろ意識が落ちるかどうかという瀬戸際の瞬間に、それは起こるのです。 この現象を言葉で説明するのが非常に難しいので、よく読んで

    • 【祝日本公開】『オッペンハイマー』を巡る、断つべき偏見と寄せる期待

      はじめに ついに3/29(金)に日本公開されることが決まったクリストファー・ノーラン監督最新作『オッペンハイマー』。 1/23(火)にノミネート作品が発表されたアカデミー賞では、最多13部門でのノミネートを果たし、ノーラン監督初となる監督賞の受賞にも期待がかかっている。 日本での公開を決断してくれた配給のビターズ・エンド社には、感謝と経緯の意を表したい。 昨年の公開時から既に海外で鑑賞を済ませた人も散見されるが、このnoteではあくまで未鑑賞の観客としての立場から、『オ

      • 『オッペンハイマー』とノーラン監督の過去作品との繋がり

        全米公開を7月21日に控え、そして未だ日本公開日が決まっていないクリストファー・ノーラン監督の新作『オッペンハイマー』。このnoteでは、ノーラン監督作品の一ファンとしての立場から、監督のこれまでの作品との繋がりとオッペンハイマーが題材に選ばれた経緯、そしてノーラン監督とオッペンハイマーを巡る誤解、オッペンハイマーの描き方について3部構成で言及していく。 まずは第1章、『オッペンハイマー』とノーラン監督の過去作品との繋がりについて。 ノーラン監督作品には過去作からの「繋が

        • 『インセプション』との2度の出会い

          クリストファー・ノーランの作品に初めて出会ったのは、『インセプション』が公開された2010年のことだった。当時9歳だった私は、いつものように映画好きの母に連れられて行きつけ(というより選択肢がそこしかない)の映画館でこの作品を鑑賞した。昔から映画好きだった家族は、今はその存在感もサブスクの影に隠れつつある「スターチャンネル」にチャンネルを合わせ、ジャンルを問わず家でよく映画を観ていた。その横で一人遊びに耽っていた当時の私は、遊びながらなんとなく映画を眺めていたり、目もくらむよ

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