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Schoo「noteで学ぶ、インターネット時代の作品の作り方・売り方」受講メモ

noteで学ぶ、インターネット時代の作品の作り方・売り方
http://schoo.jp/class/3160/room

今日の先生

加藤 貞顕(株式会社ピースオブケイク/代表取締役CEO)
三原 琴実(株式会社ピースオブケイク/ディレクター)

【注意書き】このノートは受講中のメモを元に構成しており、発言の詳細が変わっている箇所もあります。
あくまでも個人のメモノートであることをご了承の上、お読みください。

なお、引用は受講者のチャット、コメントです。

noteの概要

 テキスト、音楽、写真などを投稿できる。
無料でもできるが有料の投稿もできる。

 SNS的にフォローすることができ、クリエイターとファンとのコミュニケーションができる。

 月に数百万売り上げるクリエイターも出てきている。

noteのクリエイター

プロのクリエイターのホームから、アマチュアクリエイターの登龍門まで。

なぜ、noteを作ったのか?

最初は紙の媒体の会社にいた。
ピースオブケイクスを作った。コンテンツをクリエイターと作った。作品を広めることをしていた。

ネットが普及してずっとケータイを見ている人が増えた。

以前は本や新聞をみんな読んでいた。

インターネット上でクリエイターがコンテンツを発行してビジネスになるサービスが必要。

「数百万を売り上げるコンテンツは、どんなのだろ~?」

さっき、ご本人が着席するのが見えましたけど(笑)

そのへんは後で説明させていただきます。

梅木 雄平「着席しました!」

ネットによって、コンテンツはどう変化したか?

コンテンツはメディアによって変わる。

本だと200ページくらいの長さ、1ページあたり600字くらいになるけれど、ネットに載せるなら長さも変わる。

レコードからCDに変わった時に曲の作り方が変わってサビから始まる曲が増えたことと同じ。
本、文章やマンガもインターネットにのって変わる。

noteはそれをしやすいようにしている。

これからクリエイターが収益をあげていくためには?

紙の本だとパッケージされていて、買った感、持っているモノとしての良さもある。
デジタルだとそれがない。どうやって売るか。

インターネットで収益を得るには広告しかなかった。

これまでデジタルではコンテンツの収益性がクリエイターとファンの間に広告が入って、代理店など人がたくさんいて遠かった。

収益性も落ちていた。

作家さんに対してお金を払いたいファンがいるので、直接つなげたい。

直接お金を払えることで近い仕組み。

ファンとコミュニケーションがとれること、コミュニティにお金を払う。

これが今後の形だろうな、とnoteはこういう仕組みを作っている。

最近note始めましたー!!https://note.mu/chiaki99

西さんがフォロワーを1万人ぐらい、いや100人でもいいんですが、集めるとビジネスとしてうまくいくようになる。

<事例紹介>

実は、有料記事は全体の1割もいっていないぐらい。

無料で配信して一部有料という方もいる。

【事例】山本さほさん https://note.mu/sahoobb

2014年のnote初期にOLから有名になって、月間1千万pvになった。

マンガが1000ダウンロードを超えて、出版社10社からオファー。

小学館で連載を始め、まんが大賞にもノミネートされている。

それからマンガ投稿が増えた。

【事例】イカちゃん https://note.mu/ikachan

一発書きなんですって。ホワイトとかなく。

イカちゃんは水産会社に働いている。

角川より書籍化。

かっぴーさんもnoteで書いている。

【事例】かっぴーさん https://note.mu/nora_ito

一番アツイ。

本も出るけど、その前にネットで活躍しまくっている。

Yahoo!不動産のもめちゃくちゃ面白い。

コルクコンテスト

#コルクコンテスト  http://bit.ly/1WDfRQs

ハッシュタグでつながる。マンガコンテスト。

ケイクスと連動して優勝するとケイクスで連載できて、お金ももらえる。

【事例紹介】スイスイ https://cakes.mu/series/3608

無料の投稿に対しても、「クリエイターをサポート」機能で、お金を出すことができる。

【事例紹介】田端信太郎 https://note.mu/tabata

「純ドメ留学経験ナシの日本人が、入場料1000$の海外カンファレンスで英語でプレゼン出来るようになるまで。」

ここまで無料で見せて、この続きを見るには、「この続きが5000字、画像1枚」

購入時に追加でクリエイターをサポートもできる。

「フリーミアム的な使い方をされている方が多いのですね」

【事例】ハヤカワ五味さん https://note.mu/hayakawagomi

女子大生で起業家。女子大生なりに、なんで売れてるのか考えてみたシリーズ

【事例】梅木さん https://note.mu/umeki

梅木 雄平 きた!
梅木 雄平 https://note.mu/umeki/n/n4da194b405f8
これですよ!今、418冊売れてますね。

ここに出ている社長とかこれを見たくてしょうがないですよね。

3000円×410=100万を超えて売れていて儲かってますね。

こういう風に使っていただけるとありがたいですね。

マンガ家の事例

【事例】田中圭一さん https://note.mu/keiichisennsei

はぁとふる売国奴さん、手塚治虫さんの絵柄でうつ病からの回復体験談。

出版社角川書店と連動。本が出る予定。連載としてnoteを1話100円で発売していた。

全15話で本になる。

これもむちゃくちゃ売れている。1ページだけ見えている。8ページ見られて100円。

ネット上で収益も上がるし、本も売れる。

追加で払って頂いた時、どれ程クリエイターが嬉しいことか…。

売れるとメール通知が来る。めちゃくちゃうれしい。

お金が儲かるだけじゃなく、誰かに貢献した。
誰かに役に立ったつながった感がある。

それはやってみるとわかるので、ぜひやってみて欲しい。

継続課金機能について。

月額500円とか1000円でコンテンツを販売できる。

【事例】くるりofficial https://note.mu/quruli

月額300円でファンクラブ運営。メンバーの誕生日の写真やおすすめプレイリストなど。

今まで郵便局などで年間4000円ぐらい払って紙の会報が年4回送られてくるようなファンクラブが一般的だったけれど、これをネットでできるようにしてコミュニケーションもとれるように。

ぴあと連携して、ここだけで買えるチケットも売っている。

音楽系の方も増えている。

「手間も省けそうですね。郵便局で申し込むとかむずかしい人も」

運営の人もネット上ですべてできるので、双方にとっていい。

映像もいけるし音源もできる。

ファンクラブは増えているし、これからも事務所に働きかけて増やしていく。

【事例】藤沢数希さん https://note.mu/kazu_fujisawa

有料メルマガ週間金融日記。月額864円だけど記事の単品売りもしている。

金融の話しだけど、どうすればモテるようになるかのコンテンツが売れている。

【事例】はあちゅうさん https://note.mu/ha_chu

月間はあちゅう。毎日更新している。僕もとっている。今、ひとつ目が「漏らす話」(笑)

身内向け、ファンに向けた濃いコンテンツが出せる。

ファンはすごくうれしい。そうではない人にはそうでもないコンテンツは出す場所を選ぶべき。

はあちゅうさんはうまく活用されている。

ここで言っちゃうと、継続課金の機能を今後皆さんにも使ってもらえるようにする予定です。

審査とかは簡単にさせていただくんですが、皆さんにも継続課金で使えるようにします。

【事例】イケダハヤトさん https://note.mu/ihayato

プロブロガーの有名な方ですよね、今は高知で「まだ東京で消耗してるの?」で有名。

「今日はどんな実験をしよう」奥さんの対談がすごく面白い。

継続課金でも単品でも販売している。

高知の色んな暮らしや、自分の記事だけじゃなく他のコラムニストさんにも書いてもらっていて、雑誌を作るように編集者としても使っている。

一個の継続有料課金マガジンで新しいメディアを作っている。

はあちゅうさんも人とコラボレーションで継続課金のマガジンを作っている。

これも今後、まだ先ですがコラボして収益を分けられるような仕組みを作っていく予定です。

スキルやサービスの販売

【事例】あーちんさん https://note.mu/a_chin
13歳。「ほぼ日」で連載している。

「あーちん ひとんちのペット絵を描きます」

1枚2500円でペットの写真から絵を描きますよ。

ここで発表もしている。

https://note.mu/a_chin/m/m3e0fcf327c2e

【事例】青山 裕企さん https://note.mu/yukiao

生駒ちゃんの写真。女の子の写真を撮るのが上手い。

前にあなたが指定した女の子の写真を1万円で撮ります、というコンテンツ販売していた。

プロが自分の彼女の写真を撮ってくれる。

【事例】ぱぷりこさん https://note.mu/papuriko

相談は1,000円。その結果も売られている。音読できないタイトル(笑)。

10本2,000円で読むか1本500円で読むか。

メディアの活用事例

雑誌サイゾー

別冊文藝春秋

雑誌の連載小説を無料で掲載している。

雑誌とも小説のコンテストなどしていきたい。

【事例】トーチ https://note.mu/to_ti

https://note.mu/to_ti/m/ma1930fc554de

【事例】平野 啓一郎さん https://note.mu/hiranok

芥川賞作家。新聞連載の小説を10日遅れで載せている。

他に動画やイベントレポートなどもしている。

「マチネの終わりに」展示会@渋谷ヒカリエ https://note.mu/info/n/n14bd4e74d0f5

受講者とのQ&A

作り方とか商品紹介みたいな40分間になっていますがこれからどういう風にnoteを展開していくとかそういうこれからのnoteについてのお話も聞きたいです。

クリエイター向けの継続課金や販売しやすさに力を入れる。

デザインのリニューアルも。

今週中に発表できるかな?

今は下に流れてしまうコンテンツを上に固定できるようにしたりとか。
クリエイターの本拠地になれるように。

ガイドラインやポリシーについて。

基本的にはブログと同じ。

誹謗中傷とかアダルト系のものなど規約でNGなものは書いています。

注目されるための要因は何でしょうか?一つは投稿しつづけることだと思うのですが、他に何があるのでしょうか?

WEB上にコンテンツが全部あるのが特長。

面白いものを投稿し続けていれば必ず見つけられます。

かっぴーさんも最初から有名だったわけれはないけれど、面白いからすぐに広がった。

面白いものをつくる。そして続ける。

cakesとnoteのサービスの連携について

cakesは有料のメディアサイト。編集部で載せるものを決める。

noteは誰でも載せられる。

中でもcakesに合う人がいれば、随時声をかけさせていただいている。

またコンテストを行っている。

購入理由は? 見ている人は移動中が多い?

スマホから見られている人が多い。移動中などちょっとした時間が多いと思われる。

noteはそれぞれのお客さんがそれぞれのクリエイターにいる。

梅木さんのごついコンテンツは会社などで見ている人もいるでしょうし、

マンガであれば移動中など。それぞれのクリエイターのお客さんによっても違う。

PV数の定義とは?記事をなめただけでも1PV?有料記事に課金しても1PV?

記事を読み込むと1pv。有料記事に課金しても読むので1pv。

何秒か表示された時にカウントされるなどしていたはず。

ハイレベルな作品ばかりですが、漫画を始めたばかりの素人もいる?

趣味で4コマやイラストから始めている人もいますね。

イラスト単品でも活動可能?

イラストの方はいっぱいいる。

カテゴリはいま、どのようにしようか考えている。イラストもあれば漫画もあり。両方もいて。

今後クリエイターを増やす計画は?

コンテスト、出版社と組んでの企画、サーバーを早くする、UIを変える。すべてクリエイターやユーザーを増やすためですね。

加藤さんも毎月1~2万円はコンテンツを買っています。

社員もズルせずに買って読むようにしています。

リツイートみたいな機能を追加する予定はない?

タンブラーのリブログのようにですよね。でもまだ検討事項。それがいいのかどうか。

著作権関係の対応

まず、人のコンテンツをコピーは禁止。それをパトロールして見つけるのは随時やっている。

通報制度がある。

【お知らせ】

「マチネの終わりに」展示会@渋谷ヒカリエ https://note.mu/info/n/n14bd4e74d0f5

芥川賞作家平野啓一郎さんの作品掲載をnoteでしていた。noteのクリエイターさんの作品展示スペースもある。詳しくは上記URLより

この授業は、現在録画配信されています。

無料プランでも入会時にプロフィール写真の初回登録、またはお友だちから招待されるか招待するとチケットをもらえます。
実際に確認したい方は下記よりどうぞ。60分です。

noteで学ぶ、インターネット時代の作品の作り方・売り方
http://schoo.jp/class/3160/room

このノートは無料配信します。
なお、「クリエイターをサポート」からのおひねりは大歓迎です。

サポートしていただいたお金は、次の創作費用にさせていただきます。ありがとうございます。