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お稽古(8/22)大海(長尾)渚棚

本日のお稽古は、一人の時間に渚棚、大海茶入にて長尾の扱いを学びました。また新しく体験にいらした方へ薄茶を差し上げました。

御軸は「滝直下三千丈」。中国の有名な詩人、李白の「廬山の瀑布を望む」と題された漢詩を原典としているもので、三千丈とは「とてつもない高さ」という意で用いられています。その瀑布の轟音はすべてのものを洗い流し清らかな心にしてくれる情景を詠った詩です。
茶花はホトトギス(杜鵑草、時鳥草)、虎の尾、桔梗、撫子、金水引、吾亦紅(われもこう)。

渚棚は、別記事でも記載しましたが、2本足扱いとなり、水注ぎの際はそのままの位置で、また蓋は左側に立てかけます。
別記事「棚の種類」 https://note.com/urala_tokyo/n/n5d886d561a13
裏千家は棚の種類も多く、とにかく暗記するしかないそうで💦少しずつ、お勉強ですね!でも素敵な棚が沢山あって、小さなお部屋のようで魅力的です♡

長尾の扱いは、先生は一度でできる必要はない、とおっしゃってくださっていますが、やはり練習しないといざという時に全く歯が立たないような気がします、、、他のお点前も然り、、
薄茶も、「急なお客様にも自信をもって落ち着いてすっとお点前できるようにね」と先生から重々おっしゃって頂いてます。シンプルに見えるからこそ、所作や状態がよくお点前に表れる。基本中の基本をしっかり押さえることが大切、ということも。
お点前は本当に心の状態が表れると思います、また逆にお茶のお稽古に行くと心が落ち着く、ということもあり、定期的にお稽古に伺わないとソワソワして急いで生活しているような感じがします。

家でも練習ができるよう、少しずつお道具も集めたい・・・(^^)