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精神障害者だと公言して占い師をやること、について。

どうもこんにちは。

「ちはるのうらない屋さん」
占い師の佐藤千春です。


このnoteで一番初めに書いた記事は「元風俗嬢で精神障害者だけど占い師です」でした。タイトルが目立ち過ぎたのか、未だよく見られる記事のようです。その次の記事で、精神障害者だと公言して占い師をやることの是非、これについてはまた書きます、と書いてます。それをやっと、書こうと思います。

この記事では基本的に「障害者」と書いていることは「精神障害者」のことです。私は他の障害者についてはほとんどわからないので、身体・知的障害者については書いていないという認識で読んでもらって構いません。身体障害者と知的障害者を差別しているというよりは、経験してなくてわからないので(その立場ではないので)書けない、ということです。厳密に言うと、自身の疾患である双極性障害、これ以外の精神障害者についてもわからないことではありますが……まぁ鬱病はちょっとわかるし(経験済)。
「障害者」という言葉があれば「障害者(精神障害者)」と思って読んでください。



どうして占い師なのに精神障害を公表したのか?

実は、ハッキリとした志とかあるわけじゃないんです。雇用されて労働することが難しい。そうすると個人事業主の選択しかない(と思ってます)。私がこれまで一番お金をかけてきて、なにか出来ること……「タロット占いしかない」ということで始めた占い師です。

初めて事業届を出したのは5年以上前ですが、その時は「精神障害者」ということは完全に隠してやっていました。精神障害者が占い師なんて、信用が得られないと思ったからです。自分自身でナチュラルに障害者差別していました。いやいや、そうは言っても、占い師だったら問題でしょ?それは差別じゃないんじゃない?という当事者の方がいらっしゃれば、あなたは今の症状から抜け出すしか生きる術が無いでしょう。精神障害者でない方ならば、障害者を同じ人間とは思っていないでしょう。

かなり強めに言っちゃいましたが、実は私自身も今回この「精神障害者だと大っぴらに(わざわざ目立たせるくらいに)して、占い師ですと名乗る」ことをやるのにも、ちょっと悩みました。

本当は、もっと症状が緩和してから。更に言うなら障害者でなくなってから、占い師です!と、売り出したかった。


でも、症状は実際にあるわけで、そんな中、障害者手帳を持ち障害年金を受給するということはとにかく「安心」に繋がるわけです。

それを手放す勇気はない。
でも占い師として伝えたいことがある。
じゃあ、今のままそのまんまでやるしかない。



ビジネスモデルはないので探り探り

今のままそのまんまでやるしかない。とは言っても、同じようなことやってる人を知りません。例えば、元風俗嬢の占い師、なら今は探せばたくさん居るでしょう。なんなら現役風俗嬢でも居そうです。例えば、精神障害者で医者です、精神障害者でマンガ家です、精神障害者でライターです、というような人も居ると思います。そのような方たちは、自分の障害の状態×職業のイメージがすぐさま低評価には繋がらないんじゃないかな、と思います。

これが、精神障害者で占い師です、って言われたら……聞いたことありますか?私はないです。逆に、ないからこそ唯一無二で新しいコンテンツを作っていく、という意味ではいいのかもしれません。

でも前例もない、しかもタブーな領域。どちらかと言うとマイナスイメージ。そんな中どうやって発信していけばいいのか……


って、それは結局わからないから探り探りなんです。タロット講座や週刊タロットではキリッとしててめっちゃ占い師様っぽく振る舞ってます。意識しているというより占い師として記事を書こうと思うと自然とそうなります。でも私のアイデンティティとして、やはり「精神障害者」というのはついてまわる。そして症状は日々変化しながら、良い日もあれば悪い日もある。

せっかく、精神障害者で占い師です!と、言ったからにはここも活かした方がいいのでは?と思って、自分の苦しみとか辛さを書いてみたりする。そうするとただの障害に苦しんでる人みたくなって、ありゃりゃ?ってなったりもします。

誰もやったことないんだから、探り探り。
正解なんてどこにもない。自分がやってきたことを全部正解にするしかない。失敗したら、それを活かせばいい。そしたら、失敗さえも正解。



精神障害者をやめようと思った

精神障害者って、様々な症状の人がいます。
私は「双極性障害(たぶんⅡ型)」です。わかりやすく言うと「躁鬱病」で、躁状態と鬱状態を繰り返します。もっと簡単に言うと、異常にテンション高い時と死ぬほど落ち込む時期があります。

これって、無理をすれば障害者をやめることも出来るんです。断薬して通院をやめて、障害者手帳の更新をしなけりゃいいだけ。私の場合は障害年金の受給も受けてるので、それも無くなりますね。

障害年金というのは、障害者にとってはとてもありがたいものです。私は厚生年金を収めることなく障害者になったので、老齢基礎年金と金額や受けるタイミングは同じです。その金額だけで働かずに一人暮らしするには苦しいですが、実家暮らしだったり結婚して夫の収入と共にやっていこうとするには充分すぎるほどにはあります。※個人の感想です

一項目で書いた「安心に繋がる」ということ。
言い方を変えれば「甘え」になります。
ここの葛藤がかなりありました。


・年金収入があるから、占いの仕事も本気にならないんじゃないか?
・精神障害者ということが枷になって、思い切り宣伝や発信が出来ないんじゃないか?
・障害者ということに安心して、居心地が良くなっているのではないか?
・「本当は健康なんだ!」って、断薬して通院もやめれば気づくのでは?
・勝手に自分で障害者設定しているのではないか?


こういう考えで、精神障害者をやめよう、という方向で考えていた時がありました。noteで記事を書き始める直前くらいまでです。



noteで書けるなら

ふと、アメブロでのキラキラぽい発信ではなく、もっと文章を文字を書ける場所で私が書いたことを読んでもらえる場所があれば、と思い、そこで気づいたのがこの場所、noteです。

元々は「風俗」とか「セックス」とか気兼ねなく書ける場所、と認識していたのがきっかけになりましたね。そういうことが伏字なく書ける場所なら、精神障害のことも書きやすいし書ける。精神障害者だということを書くならば、風俗嬢だったことやメンヘラだったことも書くだろう。その辺の話ってけっこう需要あるのでは?

そう考えたら、もうムリに障害者やめなくてもいいじゃん、と思えました。障害者だから書けること。占い師だから書けること。障害者で占い師だから書けること。今のところ、「障害者で占い師だから」書けることという一度で二度美味しい的な記事は書けてませんけど。。。


アメブロでも精神障害者ということは書いてましたが、目立たせて書いていたわけでもなく特によく見られることもなく目立つこともなく、まぁあの場所にはあまり合わないのかなと思います。



「メンヘラはタロット勉強したらいいよ!」が後押し

noteで記事書こうかな?と思ってすぐに書きたくなったのが「メンヘラはタロット勉強したらいいよ!」って内容。私がタロット占いの勉強の過程でメンヘラ卒業していったからです。

メンヘラにも色々居ると思う。メンヘラだからこそ幸せとか、今はこれが楽しいからいいとか、他にもあるかも。でも私はすごく辛かったので、メンヘラ。その渦中に居るとわからなくなる。判断基準もおかしいしとにかく自分が傷ついてばっかりだし自分が欲しい物を求めても手に入らないしどんどん遠ざかるし、全部が羨ましくて恨めしくて悔しく惨めだった。そして疲弊していくばかり。

もう抜け出せないと思ってたけど、でもなんかいつの間にかそうじゃなくなってて、それは私にとってはタロット占いを勉強したことだったな、って。


しかも、未だにタロットカードに後押しされる。

私は他の占い師さんの占いを受けることはほとんどないですが、自分で自分を占うことはたまにあります。そんな時に、めっちゃ励まされる。やっぱり、落ち込んでる時とかなにしたらいいかわからなくなっちゃった時とか、なんかしんどい時に占いますよ。そしたらいつもカードは本質は同じとこ突いてきて、で?やるのやらないの?ほらほら~( *'ᴗ'σ)σみたいな、たまに、こうだって言ってんだろまだわかんねぇのか!まで言われたり。

メンヘラから救ってくれたのもタロット占い。今の精神的支えの一部になってるのもタロットカード・タロット占い。


noteを始める直前の自分占いで、決めました。
「メンヘラはタロット占い勉強したらいいよ!」記事を書きたい!今すぐ書きたい!今すぐ書きたいんだから障害者じゃなくなって~とか間に合わん!もういいわそのまんま書くわ!逆に目立ってええやろ!!



目立つように書くのが悪いことなのか?

元メンヘラ風俗嬢で精神障害者だけど占い師

けっこーパンチあると思いませんか?
これ、初めて書く時めっちゃビビりました。この事実を大っぴらにすること自体はなんともない。でも、ここまでのワードを並べて中身が伴ってないってなると詐欺呼ばわりされるんじゃないか?って。ここまで言うからには、メンヘラ風俗嬢らしい体験談や、精神障害者でありながら占い師を名乗るそれらしい立派な理由、そしてその全てを網羅できていないと並べてはいけない単語たちなのではないか、と。

思ったのは思ったんだけど。
どうせ私、そんな有名人とかじゃないですよ。どちらかと言うと超絶一般人ですよ。なんかバズったこととかもないし。そう、バズったこともない。

中身にパンチがないなら。今んとこないなら。
ネームバリューないなら。今んとこないなら。
表題だけでも目立ってもいいだろ。
パッと目を引く言葉でたくさん見てもらう方が、大事なことなんじゃないの?


大げさなタイトルでおもんない記事とか、見たらイラっとするじゃないですか。時間を返せ!くらい。でもタイトルで見てもらうって、けっこうな工夫だと思うんですよ。まして、他でどう見てもらうか方法もわからないんだもの。



「障害者」というワードは利用できる

元メンヘラ風俗嬢が占い師になりました。

だけだとパンチ弱いです。普通です。もちろん、それ以上の工夫やコンテンツの充実とかできてれば関係ないとは思います。

そこに「精神障害者」って加わるだけで、え!?ってなりますよね。なりませんか?私はたまたま、占い師と合体させてしまったので物凄くイミフな感じになってるのですが。

今、障害者という肩書きってけっこう使えるなと私は感じています。そもそも精神障害疑いの人が増えてきているからです。もうちょっと言うと、表面化してきた、かな。

なにより「発達障害」という言葉がかなり一般的になってきました。これは私の考えですが、精神障害者の疾患というのは発達障害が元でそれを放置して対応出来なくなってこじらせて酷くなってしまったから発症したもの、だと思っています。遺伝もあるとは思いますが、そこについては詳しくないのでここでは控えます。


発達障害で悩む人はたくさんいる。
発達障害だと認識しているけど、鬱病なのか精神科に行くほどなのか障害者手帳を取得できるのか、障害年金がもらえるのか?そこまで考えても行動出来ない人も多く居るかもしれない。

そんな中、「精神障害者です!手帳持ってます!(年金もらってます!)」という人の発信って、けっこう需要あると思うんですよ。そして精神障害者であるからには、発信もいつも元気ではないし落ち込んでる時もあるだろうし、それがまたリアルに「私もそういう感じある!」って、共感を得られるんじゃないかな?

もちろん、発達障害者だけではなく精神障害者にとっても。治療のさなかでSNSやると言っても辛いことや愚痴を吐き出すだけ、という人が、精神障害について有益なことを発信している人を見ると勇気づけられたり元気が出たりちょっとホッとしたり、するんじゃないかな?


障害者というのはいつも「差別するな」のように、差別するかしないか?という話ばかりで盛り上がってしまいます。もちろん、そこは重要なテーマではあります。これまで、精神障害者当事者は発言しにくい世の中だったと思うんです。ずっと、精神科=頭のおかしい人が行くところ、というイメージがあって(70年代くらいまでですかね?※独自見解)、最近でも「精神科」はちょっとハードル高いから「心療内科」に行く、という話を聞くくらいです。

でも、だいぶん変わってきたんじゃないかな?
当事者がリアルに困っていることやどんな生活をしているか、そしてなにが苦手でなにが得意で、色んなことを発信できるような世の中になってきてると思います。


そういうことも踏まえて「障害者」って名乗ることは、かなり利用できることなんじゃないかなぁ、と思うわけです。



これからどんな路線で行くか

元メンヘラ
元風俗嬢
現精神障害者
現役ベテラン売れっ子占い師(ちょっと盛った)

今回は、精神障害について主に話したわけですが。途中で書いた通り、探り探りなのでほんとにこれからの路線とか言うと全然わかってません。

私は、私が出来ることをただやる。というつもりでやっていて、タロットリーディングが出来るのでメール鑑定の募集をしてます。タロットリーディングが出来るので、人に教えられるので、タロット講座をやってます。鑑定がメール鑑定だけなのは、予定を立てることや時間の制約があることが苦手だからです。そこは割り切って、自分の症状に寄り添うことにしました。そしてプロの占い師として、絶対にコンディションは保つ、というのを守る・護るために。

障害者というのは前述通り「目立つから・利用できるから」というのがあるけど、メンヘラちゃん達を含め同じような辛い思いをしてる人が少しでもラクになれたらいいな、という思いで記事を書いてます。伝わるほど書けてるかはわからないけど。


キャラ付けとかさ、路線とかさ、やれるタイプじゃないんだよね。
出来ることやってたら、自然と何者かになるのかな。

「佐藤千春」というブランドにはなっているつもりだけどね。



最後に

みんな、各々のブランドを持ってると思う。
どれだけ自信が無いとしても。
どれだけ綺麗事に聞こえたとしても。

ただ、あなたがあなたである、それだけでもうひとつのブランドだよ。

商売にしたかったら、更にブランディングしなきゃだからもうちょっと頑張らないとだけどね。


障害者だということに甘えていいと思う。
だって、これまでたくさん頑張ってきたんだもん。それは他人と比べることは出来ない。誰から責められようと自分で責めようと、これまでたくさん頑張ってきたことは自分の中だけの絶対的真実。じゃない?

だから、とりあえずまだ甘えてていい。
きっと、勝手にいつの間にか「もう要らね」ってなる。ならないまんまかもしれないけど。
「甘えてしまっているんだぁぁ!」って責めるような人はきっと、抜けられる。だから今はありがたく享受しとこう。

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わーい❣
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さとう ちはる

「自己中のススメ」を広めるタロット占い師。あなた自身を一番大事に、が基本理念です。相手を変えるための占いはやりません。

生きづらいあなたへ。

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