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タロット講座①タロット占いってなに?

こんにちは。
「ちはるのうらない屋さん」
タロット占い師の佐藤千春です。


ついにタロット講座の始まりです!!
こちらの講座はしばらくの間、無料で公開していきます。
ここに至るきっかけはこの記事↓で書いています。

記事に書いたように、本来はメンヘラ向けです。
が!もちろんメンヘラ以外の勉強したい人にも役立つ内容になっていますので、どなたも遠慮なくタロット学習に役立ててください。

この講座の目標は「自分占いができるようになること」です。
自分を占うことができなければ他人を占うこともできないので、占い師を目指す人でもここで一から勉強していくのはオススメです。


今回の記事で学ぶこと

今回の記事では、
・そもそもタロット占いって?
・他の占いとどう違うの?
・タロット占いで何がわかるの?
・タロットカードってどういうもの?
という基本的なところをお話していきます。占い好きにとっては当たり前のようなこともありますが、まずはここを押さえておきましょう。



タロットと他の占いの違い。

「占い」には大きく分けて3つの種類があります。
・命占(めいせん)
→西洋占星術や四柱推命など。
・卜占(ぼくせん)
→カード全般、筮竹やルーン占いなど。
・相占(そうせん)
→手相、顔相、家相など。

命(めい)は、生年月日を使用するもの。
卜(ぼく)は、その瞬間に現れた事象から判定するもの。
相(そう)は、目に見えるものから判定していくもの。

すごく簡単に言うとこんな感じです。


占いと言えば誕生日が必要、というイメージがありますが、タロット占いの場合は必要ありません。
タロット占いは卜占であり、「その瞬間出たカードの内容」から読み解いていく占いだからです。
誕生日(生年月日)が必要な占いは命占で、西洋占星術(星占い)や四柱推命などです。

タロット占いは、目の前の問題解決に適しています。また、その後の動きにも柔軟に対応できます(次回の鑑定で)。
占星術など命占は、個人の資質や誰かとの相性を読むのに適しています。
手相はその時その人の状態を読むのに適しています。資質や未来を読むこともできますが、命占や卜占とはまた違った領域を使う占術という感じです。

動いていくものは、タロットで。
決まっているものは、占星術で。
タロットを勉強する上ではとりあえずこの認識で良いです。



タロット占いが得意とするもの

タロット占いが得意とするものは、
・人の気持ちを明らかにする
・現在進行形の問題を解決したい時
ということが主になります。

恋愛問題に一番向いているのがタロット占いです。
相手の気持ちがわかったり対策が取れたり、こうアプローチしたらこうなった、という次回の占いでもすぐに対応できます。
今なにかで困っている、ということに具体的解決法をアドバイスできるのもタロット占いならではですね。

逆に、持って生まれた「運」を知りたい、ということには向いていません。それは命占が得意とするところ。家を建てる時期、会社で大きな決断をする時期、これを見るのにも向いていません。
このため、タロット占い師はタロットだけでなく他の命占での占術を身につける人も多いです。

ここでやっていくタロット講座は「今の気持ちや状態を見る」ことが中心のため、他の占術は必要ありません。興味があったら他で探してみてください。



「タロットカード」ってどういうもの?

タロット占いは、タロットカードを使う占いです。
ではタロットカードってどういうものなんでしょうか。

「タロット 通販」で検索するとたくさんのタロットカードを目にすることができます。
カードの取扱数ピカイチだと私が思っている「カードの履歴」さんなど、数々の美しいイラストや動物の絵やアンティーク風なものまでたくさんのカードを見ることができますよ。

このように、タロットカードにはたくさんの商品があります。
ただ、絵柄が違っても基本の意味や使い方はどれもほぼ同じです。全部で78枚、大アルカナ22枚小アルカナ56枚というのは多くのタロットカードで共通しています。


ここでは一般的によく使われる「ライダーウェイト版」と呼ばれるもので解説しますね。

カードは全部で78枚あって、22枚の「大アルカナ」56枚の「小アルカナ」で構成されています。全てになにかしらの人物+象徴的な物が描かれています。

「大アルカナ」と呼ばれる22枚は特別大きな意味を持つカードです。ここに描かれる人物も、特別目立つ人ばかり。0~21の番号が振られています。
「小アルカナ」と呼ばれる56枚はトランプのカードに似ています。56枚は4つのグループ「棒(ワンド)」「剣(ソード)」「聖杯(カップ)」「金貨(コイン)」に分かれています。
1~10の数字が振られたカードと、ペイジ、ナイト、クイーン、キングの4枚とで14枚、この14枚がひとつのグループでそれが計4つあるわけです。


78枚のカード全部の意味を覚えるのが大変、ということで挫折する人も多いようですが要点を押さえてやれば難しいことはありません。

そのことについてはまた今後の記事で解説していきますね。



まとめ

タロット占いとは、その時その瞬間出たカードにより読み解いていく占いです。カードさえあれば相手の気持ちや対策、解決法がわかる便利な占い。誕生日を知らなくてもいいんです。
持って生まれた資質や相性を知るには「命占」と呼ばれる占星術などの方が適しています。

ここではタロット講座が中心ですから、星や手相に興味が出てきたら他で探してやってみてください。

タロットカードは全部で78枚あり、全部の意味を覚えてから占おうというのはとても大変です。意味を覚えるだけではなくてコツもありますので、ちょっとずつカードに触れながら進めていきましょうね。


タロット講座の始まり。カードで表すならこれかな。

大アルカナ1番の「魔術師」(マジシャン)


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