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鳥活note、エナガのまぶた、2020年2月10日


エナガのまぶた


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エナガの写真を4枚、貼りました。

撮影ノート

シチュエーション的には、ヨシが帯状に生えている水辺。幅約1メートルから数メートルの帯状、長さは数十メートル程度だろうか。

鳥を探してウロウロしていたら、ヨシの中にエナガの群れを確認。しばらく観察する。どうやら下流に向かって移動しているらしい。

先回りして待つ。

踏み跡をたどって水際まで降りる。エナガまではまだ遠かった。距離は15mくらい。しかし遠いくらいが良い。エナガがヨシの茎の陰に見え隠れしているのがわかる。ファインダーを覗くと豆粒のようだ。

群れ全体としてはゆっくりとこちらに移動して来ている。間違いない。こちらから近づくと距離をあけられてミッション失敗となるだろう。そこで向こうから来るのを待つことにする。

期待どおり、エナガが近くにやってきた。しかし距離はまだ10メートルくらい。

とりあえずシャッターを押しておく。

エナガは本当はとっくに俺に気づいているのだろう。でも幸い、警戒を強めている様子はまだ見られない。このまま動かずに待っていればもっと近くに寄って来てくれる。

さらに近づいてきた。距離は、5メートルくらい。
ま、このくらい近ければ十分だ。

緊張気味にシャッターを押す。

連写していると、どんどんこっちに来る。俺が見えていないのか。まさかね。食事に夢中なんだな。静音連写は、ガシャガシャと耳障りな音で邪魔したりしないから、食事に集中できるのだろう。

もはやエナガと俺の間には、邪魔なものは何もなくなった。絶好のチャンス到来だ。

エナガが近すぎる。猛烈に緊張しながらシャッターを押し続ける。

群れは左から右へと、俺の前をゆっくりと移動し、そして去っていった。
エナガを確認してから撮影を終えるまで、長く感じた。しかしほんの10分程度のことだった。

撮影の間、動くと逃げられるだろうからと体を動かさなかった。大げさに言うと微動だにしなかった。動かしたのは、手首から先、カメラの操作に関係あるところだけ。
基本的に、鳥の前に被りがあってもカメラポジションは変えない。鳥の後ろに嫌なボケがあってもカメラポジションは変えない。動くと鳥が逃げるから。
どうしても動かなければならないというときは、鳥に気づかれないようにする。例えば、気づかれないくらいゆっくり動作するとか、鳥が向こうを見ている間に動くとか。

今回、ピントが甘かった点を反省。精進を重ねて、バッチリピントがあった写真を撮りたい。

全体画像

トリミングなしの画像がこれ。幅 620 px にリサイズ。

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部分等倍画像

リサイズなし、等倍の画像。幅 620 px で切り取り。

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以上。







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