君は愛が何かを知っている

人がひしめき合っている.
そんな中でも,愛し合っている人同士の糸が可視化できたらどうなるんだろうって思う.
糸は人と人,人と物,必ずしも一人一本ではない.きっとたくさん糸が出るだろう.
雑踏の中でも何ひとつ絡まりもせず,それはただただ相手に伸びているんだろう.そんな景色を見てみたい.

何かを想っている先には愛する何かがいる.
最近そう思うようになった.
ただ単に体調を想う,久々に何しているんだろうと想う,会って話したいと想う,会って1つのテーマで語り合いたいと想う.それは必ずしも性的衝動に駆られることはなく,むしろ性的衝動は心のバグだ.それを恋というならば,愛はもっと高尚なのだろう.

片道切符の愛の糸で溢れた街はどこか寂しい.赤だけではなく青も黄色も緑もいろんな色で溢れているだろう.4色問題を思い出した.そんな景色を想像すると少しだけ滑稽にも思えてくる.
けれども,きっとそれは君も知っているんだろう?



***あとがき***
私が恋愛系のタイトルにした時「あ,これ釣り記事だ」と思った貴方.甘いですよ.ちゃんと書くときは書きますからね.
『何を思うのもそれは受け手次第』で,書き手はただ単にコンテンツを発信していく.そんなもんでしょうね,と話した.誰かが勝手に感傷に浸っている様を想像して爆笑しながらふざけて日本酒を飲みすぎた私は今日1日寝てました.薬ちゃんと効いてるのか不安になってきたよ.

冬は太りやすい季節なので,体重計に乗る日々は欠かせません.ちょっとした油断も隙もなく体重は増える.寒さをしのぐために放出される体熱は,まだまだ摂取したカロリーの範疇なのだろう.ならばいっそ北国に行ったらいいのか?なんて思うけれども東京は十分寒い.どちらかというと過ごしやすい南に行きたい.そんな夕方の文字の戯れ.

いただいたサポートは活動費(酒代)に充てさせていただきます。いつもありがとうございます。思う存分酔います。