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パイサーン師の説法~何度も何度も自分を鍛える(6終)世界へ慈悲が向けられても、身近で慈悲が向けられない人


タイ東北部にあるスカトー寺。

そこは、気づきの瞑想(チャルーン・サティ)の実践を軸にした

瞑想修行のお寺です。

伝統的なお寺としての役割にとどまらず

自然環境との共生、シンプルな暮らしの中に

幸せを見だす村人たちへの関わり、、

などタイでも注目を集めているお寺です。

そのリーダーとなっているのが、

住職のパイサーン・ウィサーロ師。

彼の説法もまた非常に示唆に富む話ばかりで

彼のファンも大変多いです。

今訳している説法のタイトルは

「何度も何度も自分を鍛える」

です。

今日で最後になります。

第6回目の最後の部分のテーマは

「世界へ慈悲が向けられても、

  身近で慈悲が向けられない人」

としました。

今日のこの部分は、いやあ

耳が痛いですが、

常に肝に銘じていきたいメッセージの

宝庫です。

パイサーン師から送られる

淡々とした叱咤激励。

身にしみます。

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