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カンポンさんの説法~タンマ(法)に達するまでに障害となることとは? (2)怒りを禁じようとするのではなく、怒りに間に合おうとする


タイ仏教に関する説法を
日々少しずつ訳しています。

今訳している説法は、お坊さんでは
ありませんが、在家の立場で
気づきを瞑想を極められた
カンポン・トーンブンヌムさんの説法です。

体育教師だった24歳のときに
水泳の飛び込みに失敗し、プールの底に頭を打ち付けて
頸椎損傷。
首から下はほとんど動かすことができず
全身麻痺の障害者となり失意の日々、16年。

しかし、両親や家族、友人のサポート
そして、スカトー寺の前住職
故カムキエン・スワンノー師との出会いにより
気づきの瞑想をはじめられ
「体に障害はあっても、心に障害をもたなくていい」
と気づかれました。

その後、苦しみに学び、苦しみを超える術を知り
60歳で亡くなられるまでの後半生は
ご自身を「法を伝える道具として生きる」
をモットーとして生き
多くの人と出会い、多くの法の学びを
伝えてくださいました。

この説法も、その中の一つです。

説法のテーマは

「タンマ(法)に達するまでに 

      障害となることとは?」

です。

今日の部分のタイトルは

「怒りを禁じようとするのではなく、
  怒りに間に合おうとする」

としました。

今日、4月23日はカンポンさんのご命日。

今日から27日までの5日間。
過去に訳した説法が45入ったマガジン

の記事をすべて無料で読めるようにしてあります。


どうぞカンポンさんのことを
もっと知りたいなと思われた方はどうぞ
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