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アニメーション制作【342】

皆さんの中にはアニメをよく見る人がいると思います。今回はそんなアニメはどんなふうに作られているのか見ていこうと思います。

目次

①企画

②シナリオ

③デザイン④絵コンテ

⑤原画

★まとめ



①企画

まず製作委員会という会議が開かれます。そこでは、やるアニメの具体的な構成やコンセプト決定、行うメンバーの人選などを行います。要は骨組みを組むということですね。

②シナリオ

上の「企画」で決定された構成通りにシナリオライターがシナリオを書いていきます。それを監督が色々な指示をして直していきます。

ここでシナリオが少し変わる、なんて言うこともあります。この監督は実にやりがいがありそうですね~

また原作のあるアニメって結構多いですよね。でも原作にはこんな所はなかった!なってところがあるじゃないですか。そういう工夫もこの工程でされているんですね。

③デザイン

ここではまずキャラクターのデザインなどを進めていきます。よく「アニメ~の制作の裏側~」なんて言ってキャラ設定のラフな絵とかが出てくるじゃないですか。それがこれですね。こんなのも1からやるのって意外と難しいと思うんですよね~

さらにイメージボードというものも造られます。イメージボードとは、アニメのシーンごとの絵絵を書くアイディアスケッチのことです。イメージボードは作品のおおまかな流れを「スタッフに」伝えるためのものです。背景などが書かれるのではと思っています。そのため、全てのカットを描くものではないと言うことです。そこが絵コンテとはちょっと違うと思います。

さらに色彩を決める専用のスタッフが作品全体の色彩を決めます。作品によって凄く明るい作品もあれば、少し暗く深みを出しているものがありますよね。そういうのを決めています。いい作品だとストーリーと相まっていて感動したりします。

ここはアニメの肉ずけとなっています。

④絵コンテ

ここでは絵コンテを作ります(直球)。絵コンテとはそのシーンごとに絵と解説が乗っているものです。具体的に僕の下手な絵で表すと、

こんな感じですかね(汗)

この後これを元にレイアウトという更に細かいものが造られます。

⑤原画

ここまで来たらいよいよ具体的に絵を書いていく作業です。これが鬼畜仕様で30分のアニメで3000枚もの絵を書かなければなりません。それも修正が入ります。これだから絵師の方には頭が上がらないですね~

その後は動画を繋げたりして、最後にアフレコやBGMを付けたりします。

★まとめ

こう見ると、そこの「絵を書いて繋げるだけ」と思っていたあなたも大変だと思うでしょう。実際私もそう思います。でもそれだけ愛があると思います。




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