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高円宮杯プレミアリーグ2019/07/13 浦和レッズユースvs清水エスパルスユース 1-1引き分け・・・確実に前進しています!

どうも、ブクメです☆

長めの雑談を挟みます。

時々、遠征などあった時には、私の移動ネタを挟むことなどがあるのですが、その系統の雑談です。

今年は、私的な理由で行こう行こうと思っていた清水フェスティバルに行くことができず、大学のアミノバイタルカップの時の栖方面での試合も私的な理由で行けずということで、毎年複数回足を運ぶことが普通になっている静岡方面のサッカー観戦に行くのも久しぶりになりました。

足を運ぶ回数が多いということで、基本的には車で現地まで足を運ぶのですが、コースも色々変えたりしています。良い言葉で言えば、同じコースばかり選ばないことで発見があることを求めてという向上心が高いからということになります。そういうことにしてもらうと私としては非常に嬉しいのですが、実際は、もともと下道で移動するのが好きなことと、そもそも超が付くほど節約が必要な生活になっているので、下道を選ばざるを得ない状況というのが正解です。ただ、それだけです。でも、結局、同じ道を選ばないことや、大きな導線が決まっている高速道路を使わないことで、発見も多くあります。もともとは出不精でめんどくさがりの自分にとっては、これを強制的成長行動と呼んでいます(今名付けたw)

今回の清水遠征では、目的地が静岡である時には、初めてのコースを選んでみました。

私が住んでいる鳩山町は、埼玉県で言うと西の方にあります。よって、山梨県方面に行くときは、秩父市を抜けて雁坂トンネルという有料道路を使うことで、比較的スムーズに山梨方面に抜けていくことができます(山越えはありますが。)

これを使って静岡方面に行くと、通常のナビなどでして道設定したコースよりは、距離にしてトータルで30キロほど多くなるのですが、所要時間はほとんど同じになり、知られた道は混むことが多いので結果的に早く着くこともあります。

今回は、そのルートで行き、帰りは、結果的に大失敗することになりましたが、ベースとしては同じルートで帰りました(本当は、帰りのコースは、別の方法で少し楽をしようとしていたのですが、ミスしました、興味ある方は、今度お会いした時に聴いてください。)が、同じ道を選んでいったはずが秩父市辺りから、googleマップ様が攻めたコースを選んでくれまして、気が付けば真っ暗な山道を抜けるコースになり「林道なので道が危ない」的な標識を眺めながら、結構過酷なルートを抜けて、最終的にはときがわ町辺りに抜けて、フラフラになりながら、帰宅しました。

確かに所要時間は表示通りの早さでしたが、精神面はかなり持って行かれました。で、帰宅してfacebookページに写真を上げたところまでは覚えているのですが、その後、力尽きたようで、翌日のS2リーグの遅刻につながるわけですが・・・。

何気ない出来事を書きましたが、この雑談を、メッセージ性があると思って読んでいただくと少しだけ違う風景に見えてきませんか?見えてきませんねw

雑談終わり!


さてさて、清水エスパルスユース戦です。

夏の全国でも対戦する相手で、プレミアリーグで言えば、開幕戦で相手のストロングポイントをつぶす守備においては手ごたえを掴んだものの、結果的には、攻撃面に課題を残して0-2で敗れたという相手。昨年は、アウェイのこのカードで見事な試合を見ることができた流れもあり、良い要素が毎試合見られている中で結果がついてこないところを突き抜けるためのきっかけになることを期待する試合でもありました。

結果から言えば、また引き分けという結果になりましたが、開幕戦とは逆に、サイドの攻撃のところで相手を驚かすプレーを多く見せるなど、おそらく、相手の予想を覆すことができている時間も多く作れていた試合でもありました。

守備に関しても、これまで以上に集中して臨めていましたし、前線、バックラインのプレッシャーから中盤の選手が奪い取れるような場面も多く作れており、サイドの守備のところは、開幕戦以上に対人のところでも、よくできていたと思いますが、本当に試合全体の中で今回は、そこまで数が多くなかった数回の内の1回を決めきられてしまうというのは、相手の攻撃の選手の強さなのかなとも思いつつ、浦和側としては、前節の攻撃面での課題を考えて、ペナルティエリア付近での仕掛けで判断を一つ早めて、プレーを一つ速くしてという意識がある部分は見えましたが、相手の守備やこぼれ球への反応も前節の相手より早く、仕掛けきることには苦慮したかなという印象です。より早く速くしなければならず、次は崩し切ってやるからなという意識で夏の全国への再戦へ向けてやってもらえると思ってます。

なんだろう、今日は、文章の書き方がおかしくなっていますねw

まとめぽいことを先に書きつつ、細かい試合の話をこれから書きますね。

vs清水エスパルスユース戦メンバーと交代は以下、

GK25番鈴木彩艶、DFが左に6番清水楽人、右に8番冨田蓮、センターバックに12番福島竜弥と27番山田奈央、MFが左に24番佐藤優斗(後半44分⇒37番高橋悠)、右に22番奥山圭介(後半28分⇒15番松村大也)、真ん中に4番玉城大志と17番盛嘉伊人(後半スタート⇒16番根岸恵汰)、FWが左に7番與那覇航和(後半28分⇒20番木下翼)、右に13番堀井真海(後半11分⇒10番山中惇希)

となります。

前半開始で、スターティングメンバーをチェックしつつのところで、ちょうど、しっかり見られていないタイミングで頭を上げた瞬間に24番佐藤優斗が思い切ったシュートを放っていて、大きな弧を描いてゴール右上に吸い込まれるような形で決まり先制。

ここ数試合では、比較的早めの時間の先制点を決められる試合が多くこの試合も、前半スタートのサイドからの仕掛けて相手を驚かせつつ、その流れで先制点を決めることができました。

先制点後も、前半6分に左サイドから24番佐藤優斗が仕掛け、クロスに13番堀井真海と7番與那覇航和が走り込み合えばというチャンスを作り、9分にも24番佐藤優斗がインターセプトから13番堀井真海、右サイドから攻撃参加した8番冨田蓮に繋げて仕掛けていく形を作ります。

バックラインが守備意識を高めてプレーしつつ、4番玉城大志がその一つ前でバランスを取りながら相手の攻撃の際のケアをすることで相手の個々の選手の仕掛けを防ぐことができており、そういうプレーからの攻撃というところでは、前半19分に4番玉城大志がキープしながら6番清水楽人の動き出しを見つけてパスを通して、そこから前線の7番與那覇航和に繋げたプレーで惜しいチャンスを作る場面がありました。

前半22分には、パスカットされて仕掛けられる場面がありました、ここは、12番福島竜弥が対応して防ぎます。中盤である程度リスクも負いながら細かいパス回しで崩しを狙うため、こういった場面から仕掛けられるリスクもあり、そこへの対応が最初の頃はできずに失点と言うケースも多くなったものの、この試合では、この場面を象徴するように、特に、仕掛けた後のケアも含めて対応する意識は強くできていたと思います。

ただ、相手の守備も思った以上に良かったというか、この試合では、中盤の崩しへの仕掛けのところでのチャンスがあまり作れていなかったようにも感じます。

その分、中盤の17番盛嘉伊人やバックラインの12番福島竜弥や27番山田奈央からの中距離や長距離のサイドの選手への正確なフィードからのサイド攻撃の回数は多く作れていたとは思います。

前半23分には、17番盛嘉伊人から24番佐藤優斗へ、中距離でのパスを通して仕掛ける形を作り、前半26分には、12番福島竜弥からの長距離でのパスを24番佐藤優斗に通し、この場面では、見事なトラップからのテクニックで相手ディフェンダーを抜き去ってクロスまで持って行き、7番與那覇航和に合えばと言う場面でしたが相手ディフェンダーがわずかに先に反応し防がれます。

前半27分にも12番福島竜弥からの長めの縦パスを7番與那覇航和がスルーする形で、13番堀井真海が受けて仕掛ける形を作ります。

前半32分には、27番山田奈央から24番佐藤優斗へのロングフィードで再びサイドから仕掛けます。

ところどころで、相手の鋭い攻撃があるわけですが、そこに対しての守備が先ほど書いたように、バックラインの選手や前線の選手がプレッシャーをかけたところで、そこに対応する選手の見えない位置から17番盛嘉伊人や4番玉城大志が奪い取るような形が見られ、前半の終盤は、比較的相手の攻撃が多い時間帯になっていたものの、その形で奪える場面が多くなっていました。

奪ってからの反撃の中で、前半40分に7番與那覇航和が持ち込んでシュートを枠を捉えたシュートを放つものの、ここは相手キーパーにキャッチされます。

前半残り少ないところで、やや相手の攻撃に反応が遅れる場面が出てきたところで、前半44分のピンチの場面は、25番鈴木彩艶が防いだものの、前半終了間際に右サイドを突破され、ディフェンダーが体を寄せていたものの寄せ切れず、ゴール前に走りこんだ相手への対応も遅れ、マイナスのボールを合わせられ失点。

前半を1-1で折り返します。

後半開始早々の後半2分に、後半から投入された16番根岸恵汰からのパスから8番冨田蓮が右サイドから仕掛けコーナーキックを奪い、続けて後半4分にも今度は左サイドの24番佐藤優斗へ正確なパスを通し、この攻撃からもコーナーキックを奪うという形で、後半開始早々からセットプレーのチャンスを多く奪うことができるスタートとなりました。

後半もスタートは浦和ペースで、サイドからの攻撃で、前半以上にセットプレーのチャンスが作れる展開になり、22番奥山圭介からのコーナーキックでは、惜しい形も何度か作ったものの、なかなかゴールは奪えず、また、相手のバックラインの真ん中が強さがあることから、中央での高めのボールでの勝負が思うように行かないところで、10番山中惇希が前線真ん中に入る珍しい形などあったものの、中央の高めのボールの競り合いでは難しく、上下の動きを混ぜて捌くような昨年の柏レイソルU-18との試合の時のような動きがあればとも思いつつ、なかなか連携面でも合わないという形が多くなりました。

この辺りは、相手のレベルが上がるにつれて、ポストプレーの強さというのがより求められるという課題も見えてきました。確実に前線で出場している選手のポストプレーの質は上がってきていますので、そこのさらなる成長に期待しながら、でも、本来は仕掛けるタイプの選手たちが多い(特にサイドで良い選手が凄く多い気がしている)ので、ポストプレーに強い選手の台頭や復帰が待たれるか、いずれにしても、個々の成長が求められる部分ではありますね。

結果的に、後半も終盤は、相手の時間になることが多く、いわゆる決められてていてもおかしくなかったくらいの決定機を相手のミスではなく、コースも難しいところに強烈なシュートを放たれた場面が2度ありましたが、これを25番鈴木彩艶が連続スーパーセーブでしのぎ、後半は得点動かずの1-1の引き分けとなりました。


試合後に浦和レッズユースのサポーターの友達と話をしたときには、「選手は優勝したい、勝利を優先したことをやりたいだろうし、現状をどう思っているのだろう」というニュアンスの話が出ていました。もちろん、長年やってきた当たり前と全く違うことをやる現体制ですので、選手にとっても、「何だこれは!?」というところも多いかもしれません。

でも、私が知っている現監督は、めちゃくちゃ負けるの嫌いな人ですよ。ただ、優先順位が違うというだけです。負けたくないけど、選手の特徴能力を最大限に伸ばすことの優先順位が最も高いというだけです。厳密に言うと、選手の特徴を最大限生かして勝てるチームを作りたいということと、自分の実績として勝ちたいのではなく、負けたときには、勝たせてあげられなかったことが残念と考えるタイプです。

相手がサイド攻撃が強いと言えば、じゃあ、その選手を抑えるためには、こういう守り方して、決まり事のある動きをしてという人ではなく、サイド攻撃が強いのであれば、サイド攻撃で最も調子が良い選手をぶつけてやろうという人です。

これは、私も基本的に最初からそういう見方をしていますが、浦和レッズユースに来る選手は、全選手プロになれる特徴を持っている選手だと思って見ています。

その選手が武器をしまって、勝つための(悪く言えば、負けないための)戦いを理論によって実践することを最優先に置かれる。それが、ここしばらくの浦和レッズユースでした。もちろん、プロの戦いでは、この考え方もありですし、そうするべきなケースも多いです。言っていることは間違っていなかったけど、その分、本当に選手の特徴を伸ばしてくれなかったし、人を見てくれなかった。

それが、急激に変わったわけです。選手同士でのコミュニケーションもスタートは、半ば強制的にかもしれませんが(よくわかりませんが)、今は、選手同士に話をさせている場面が外から見ているだけでも色々なところで見られます。選手によっては、試合中に指示を出している選手もいるような。

で、監督が俺様ではないことも伝わってくると思います。得意でないことは、選手や他のコーチ陣に任せている部分もあるのではないですか?でも、任せた分、その責任も考えてしっかり見ていますよね。

良い意味で子供っぽいというところも(褒めています。)

たった数試合ではありますが、私は、チームも選手も雰囲気が変わっていることをすごく感じています。全然環境に戸惑っていても良いと思いますよ。

とにかく、私が言うことはシンプルで「私は現監督を疑わない」ことと、選手に対しては「とにかく信じて自分の特徴を100%出していくことをやれば良い」あと、「気持ちぶつけても干されることはない人です」ということと、「現監督は(良い意味で)完ぺきな人ではないので、ダメ出ししながら、ニヤニヤして見守るところも含めて、一緒に空間を作り上げていくことを楽しみましょう」

そんな感じで、まとまっていないでしょ?

そうです、私も、現体制が間違っていないことを、選手にもご父兄の方々にも、応援する方にも知ってもらうために、どのように伝えるべきか模索中ですからw

物凄く長くなりそうなので、このくらいにしておきます。

ではでは。

この試合の写真は、facebookページで掲載しています⇒こちら

カーナビは、下道優先設定ですが、時々、高速道路を利用したい時もあります。