守り尽くして破るとも 離るるとても本を忘るな
最近、ビジネスの場では横文字が横行しています。
フィックス、モチベーション、PDCA、、、、、と色々あります。
正直僕も無意識に使っています(笑)
しかしその中で、「守破離」に関しては「THE・日本」って
感じがあってなんか好きなんですよね(笑)
ちなみにこの「守破離の生みの親」って知っていますか?
実は、かの有名な千利休です。
正確にいうと和歌の形式にまとめた
「利休道歌」 (りきゅうどうか) のひとつの文であり、
「規矩(きく)作法 守り尽くして破るとも 離るるとても本を忘るな」と記されています。
ここの規矩(きく)作法とは、規範を表しております。
『守』
「守」とは、師匠の教えを正確かつ忠実に守り、
物事の基本の作法・礼法・技法を身につける「学び」の段階をいいます。
ここで重要なのは、徹底的に師の教えを守り続けることです。
師が行なっていることを真似ることができ、
その教えが完全に自分のものになった段階で初めて
次の段階である「破」に進めます。
引用:伝説の新人
伝説の新人では、20代は「守」に徹しろと言われています。
その考え方もありっちゃありです。しかし、僕的には「無し」です。
というのも、僕はベンチャー企業の端くれとはいえど
他の会社では中間管理職と言われるところを担っています。
僕的には、この「守」は2年で卒業するべきです。
僕の場合は、あまり教えてもらっていません。
研修期間も、約2ヶ月。
この研修期間終わったら、
「さあ、実際に先方のところに行ってみよう!」
って感じです。
同世代の銀行に就職したやつがマナー研修をしてる時には
ガンガン交渉してましたね(笑)
ゆえに、師から教えられる時間が極端に少ない。
しかし、実践などを通して、この「守」の段階で、
逆にこうはならないと決めてしまいます。
決めてしまうことによって
自分がこうなりたくない先輩の言うことは聞くだけにすることができます。
→頭ごなしに否定するのは、絶対にいけません。
まず、聞きます。その上で、言うとおりにしなければいいのです。
その上で「なぜこうしないのか?」と問われたら、
「〇〇の方が正しいと思うからです」とちゃんと反論しましょう。
反面教師からも学ぶことがあるので、
「この系統の人は、こんな感じで考えるのか」と言う感じで学びましょう。
これは、絶対的に重要です。
「他人の答えは自分の答えではありません」
これは、胸に刻んでいきましょう。
『破』
「破」とは、身につけた技や形をさらに洗練させ、
自己の個性を創造する段階をいいます。
「守」で身につけたことをベースに、独自の工夫を加えたり、
応用することで試行錯誤を繰り返しながら、
自分ならではの技を確立し始める段階です。
引用:伝説の新人
この「破」は、ある一定量の経験を過ぎたところで
「こうした方がいいんじゃない?」っていう小さな疑問が出てきます。
その小さな疑問を少しずつ改善することで、
知らない間に自己流というのが出てきます。
僕が感じていることとしては、
この「破」のきっかけを与えてくれるのは
『本』です。
より良い方法が載ってたりして、自分が何かをしている時に
健全な懐疑心というものを生み出してくれます。
これは、たくさんの本を読んで得た能力と言っても過言ではありません。
『離』
そして、最後は「離」の段階に至ります。
「離」とは、「守破」を前進させ、
師のもとを離れて独自の道を追求する段階です。
ビジネスの世界においては、この段階に至って初めて
超一流のプロフェッショナルと認められるといっていいでしょう。
引用:伝説の新人
まだこの境地には至っていません。(笑)
この境地に至る時は、独立したときだと思います。
だけど、「こんな感じかな」と思う時は無くはありません。
その行動の本質を伝える時に、自分の経験を元に
言えたときは、完全に自分の中で構成されつつある感覚はあります。
完全にオリジナルになる日をお互いに目指していきましょう。
『本を忘るな』
この部分が一番大事なのに、忘れられがちです。
離れたとしても、本(本質・基本)は忘れるなと言う風に
自身は解釈しています。
基本があるオリジナルが、「型破り」
基本がないオリジナルは、「形無し」
とどこかで聞いたことがあります。
形無しになってしまわないように、
自分のオリジナルがどこからくるかを見つめ直す時間も必要ですね。
世界一のやつ
これは、自分がなんかをするのが嫌になった時に
自分に問いかける言葉になります。
世界一の奴らかて 同じことずーっと やっとったら
すぐ世界一から引きずり下ろされんねん
日本一にもなってへん
俺らが去年を・昨日を守って明日何になれる?
なんかひとつでいい
今日 挑戦しいや
引用:ハイキュー32巻
もう胸が熱くなります。
チャンピオンになるやつが何人いても
チャンピオンであり続ける人が少ないと言うのは
結局毎日重ねながら、自分の負荷を上げていけるか
そして、それに耐えうる身体に持っていけるかなんですよ。
世界は昨日驚いたものに、今日は驚かないんですよね(笑)
と今日はここまで!
最後まで読んでいただいてありがとうございます!
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【今日の一枚】
この間家族旅行で行った湘南です!
サーファーが多くて、ちょっと始めちゃおかな!
って思ってちゃいました!(笑)
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