2020年7月12日の日記

暑いので冷房をかけたら全然部屋が冷えないし、生ぬるい風がずっと出続ける。どうやら本当に故障してしまったようで困った。
それはそれとして、前からやらなきゃいけないなと思っていたエアコンのフィルター清掃をやった。ホコリを掃除機で吸い、桶に水を溜めて洗剤を入れ、歯ブラシでワシワシと洗った。だいぶきれいになった。やってみるとスッキリするもんだなと思う。

ついでに少し前に買った無印良品のインド綿スリッパも洗う。買ったインド綿スリッパはだいぶ幅が狭く、これじゃないのにすれば良かったかなと当初は思ったけれど、最近はいい具合に足に馴染んできた。今までヨーカドーやイオンとかで売っている、よくある普通のスリッパしか履いてこなかったので、硬くて平べったいインド綿スリッパは履いていてなんだか楽しい。

いい評判を聞いていたので『のぼる小寺さん』の映画を見に行く。原作漫画は未読。『ロボコン』や『武士道シックスティーン』も見ていなかったので、古厩監督の作品を見るのは今回が初めてになる。
ひたむきにボルダリングに打ち込む小寺さんと、それを見つめる近藤くんたち同級生をとおして、学校生活において誰かをつい目で追ってしまったり見つめてしまうこと、それによって起こる緩やかな交流と変化がゆっくりと丁寧に描かれている青春映画でしみじみ良かった。窓から飛び出たり入ったりする小寺さんや、どこか所在なさげにぼーっと佇む近藤くん、放課後の中華料理屋でのやり取り、文化祭で大切な話をするときに、つい仮装を取り払ってしまう描写などなど、間のとり方とか距離感がほどよくてそういったところも良かった。(もしかしたら古厩監督の持ち味かも知れないのですが、吉田玲子脚本の京アニ作品を彷彿とさせる静かな間のとり方というか)
劇中でとある人物が言うように、人が壁をただのぼっているだけなのになんだか面白いし感動してしまうよねというのを実直に撮っていて、そういうところもツボだった。

あとはサンマルクカフェで適当にお茶を飲んでドラッグストアでセナキュアを買って帰った。汗っかき故か昔から胸元と背中の汗疹やニキビができやすく、いくら洗ったり拭いたりしてもすぐにできてしまうので、とりあえずセナキュアを頼ってみようと思う。

そんな感じでした。

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